歴代ハーレーのキックの重さと軽さ加減まとめ(レベル別/ショベルヘッド/エボ/ツインカム/パン/ナックル)

歴代ハーレーのキックの重さと軽さ加減まとめ(ショベルヘッド/エボ/ツインカム/パン/ナックル)

歴代ハーレーのキックの重さと軽さ加減について(レベル別)

エボリューション以降は圧縮比(エンジン内の空気圧力)がスゴイのでキックが重たく踏み込むのも一苦労になります。

ショベルヘッド後期(1340cc)から、その傾向が高くキックが、とても重く感じます。

逆に最終パンヘッド時代までは純正でキック始動が当たり前の時代だったので、とても軽々キックする事ができます。

フラットヘッド(サイドバルブ)になりますと国産単気筒、原付き並のキックの軽さになっています。

キックの重さ加減をレベルで表現しますと、

・レベル1.フラットヘッド(サイドバルブ)

・キックの重さ:★☆☆☆☆☆☆

 スーパーカブ並に軽すぎます。小学生でも掛けられます。

・レベル2.ナックルヘッド、パンヘッド

・キックの重さ:★★☆☆☆☆☆

これもまだ全然楽々です。

・レベル3.ショベルヘッド前期

・キックの重さ:★★★☆☆☆☆

 ここから並になるのですが、ショベル後期の重いキックに慣れていると全然軽く感じます。

・レベル4.ショベルヘッド後期

・キックの重さ:★★★★☆☆☆

この辺りからOH直後のエンジンになると妙に重くキック始動が一苦労に感じてきます。

・レベル5.エボリューション(ビッグツイン)& スポーツスター(883cc/1200cc)

・キックの重さ:★★★★★☆☆

毎回キックするのが面倒になってくるレベルになります。

・レベル6.ツインカム(TC88/TC96)

・キックの重さ:★★★★★★☆

重すぎっていうレベルじゃねぇぞ並に素直にスゴイレベルになります。

・レベル7.ミルウォーキーエイト(M8)

・キックの重さ:★★★★★★★

 まだキックキットも出ていないので分からない所ではありますが、ツインカム以上になる事は間違いなさそうです。しかし、ツインカム以上になるとキックが硬く重すぎますので、もう体感的な違いはないかもしれません。

こうして比較してみますと、

やはり純正で採用されていただけあるといいますか、

キック始動でエンジンを掛けるのが当たり前だった時代のサイドバルブ、ナックルヘッド、パンヘッド(1932年~1964年)まではキック自体が軽くてエンジンが掛かりやすい仕組みと構造になっているという事がよく分かりますね。

古いハーレーで良く言われるエンジンを掛けるための「儀式」って何なのさ?

なぜ古いハーレーではエンジンを掛けるために

・加速ポンプで燃料を送ったり(アクセル/スロットルをひねってガソリンをエンジンに送る行為)

・空キック(メインスイッチOFF = 鍵のキーをOFFの状態のままキックする行為)

したりといった不思議なハーレー特有の儀式をする必要があるのか?

とても気になりますよね。

最新のバイクや車であればヒューエルインジェクション(FI)になっています。

電子制御による構造と仕組みで動いているために気温/湿度も全てコンピューターが自動的に察知して最適化してくれますので、ボタン1つで簡単に楽々エンジンが掛かる仕組みになっています。

このFIは、オートチョーク機能といって真冬の寒い時にエンジンを掛かりやすくするために気温/湿度に応じてガソリンの量(濃さ/薄さ)を自動的にON/OFFで調整してくれるんです。本当に凄い進化ですよね。

古いハーレーにおいてのみ始動時に儀式をしなければ、基本的にはエンジンがかからないので、ややこしいですよね。

私も最初は、

・なぜ空キックをしなければいけないのか?

・なんでスロットル/アクセルを回してガソリンを送らなければいけないのか?

といった意味がよく分かりませんでしたので、詳しく解説させていただきますね。

まず車体右から見て2つあるV型エンジンのド真ん中の上に付いているキャブレターと言われる装置の加速ポンプからのガソリンを送る必要があります。

この時に、きちんとガソリンの匂いやプシュ~っといった音がします。

古いバイクはアクセル(スロットル)をひねりますと、このキャブレターからエンジンに向かってガソリンが飛び出ます。これを加速ポンプといいます。

ハーレーはリッター(1000cc = 1L)を超える大排気量エンジンになりますので、冷間時の始動においては、この加速ポンプでガソリンを送らないとエンジンがかからない仕組みになっています。

この加速ポンプ機能がないキャブレターは、どうなるんだ?と疑問に思いますが、空キック(キーをOFFのままでキック)をする事でエンジン内にガソリンを吸い込ませるために必要になります。

そのために古いハーレーでエンジンを掛ける際に「空キック」と言われる儀式が必要になります。

季節問わずキック始動でエンジンがかかりづらい方 & 冬になると極端にかからない方は要必見です!

古いハーレーのキックスタートのかけ方/儀式のコツ(始動手順と意味/かからない/ケッチン)

詳しい内容につきましては、ぜひ下記のハーレー内容をまとめたメモ帳をご覧下さいませ。

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