古いハーレーでも年式=壊れやすさは関係するの?(故障/トラブル/ショベルヘッド)

● 古いハーレーでも年式 = 壊れやすさは関係するの?

古いハーレーでも年式 = 壊れやすさは関係してくるものなの?

そうなのです。

こちらの内容は意外と知られているようで、あまり知られておりませんが、

・年式が新しければ新しい程、壊れづらい = 故障やトラブルになりづらい = 安心出来ます。

 ハーレー社も過ぎ去った時間の年数分だけ試行錯誤を繰り返しているだけあります。

年数が経過した分だけ進化したエンジン仕様の設計と精度になっています。

これは当然であり絶対に間違いない事だと思っています。

例え、ハーレー社が不況に立たされた1970時代のAMFショベルヘッド時代であってもです。

よく70年代~81年までのAMF時代であったショベルヘッドは酷い品質と言われていますね。

確かに1979年のオイルショックによる影響で排ガス規制により1200ccから1340ccの排気量アップには無理があったかもしれないのですが、ショベルヘッドのエンジン自体その物の問題と言うよりは輸入した際に日本で組み立てられた時の品質問題が大きく関係しております。

いつもながら話が脱線してしまい長くなってしまいそうですので、今回は割愛してしまいますが、その影響でショベルヘッド = 壊れやすいイメージが定着してしまったのだと思います。

どれだけ粗悪品と言われましても、それ以前のパンヘッド、ナックルヘッド、フラットヘッド(サイドバルブ)と比べると良く分かるのですが、元々のエンジン仕様が素材を含めて、しっかりと考えられた設計になっている事には違いありません。

ナックルヘッドからパンヘッド/ショベルヘッドの進化ではエンジン半分の所から上部にあるシリンダーヘッドと言われる部分が鉄からアルミに進化したりですね。

正確には腰下のすぐ上にあるシリンダー部分が鉄で、その上のシリンダーヘッド部分がアルミになっています。エボリューションになってからは全てがオールアルミになったりといった進化を遂げています。

シリンダーは鍵穴の受け側の事を言います。シリンダーの中にはピストンと言われる背もたれがない椅子みたいな●物が上下で動いています。ピストンを入れるためのケースとなりますので、シリンダーと言われています。シリンダーは下と上で真っ二つに分かれています。この上部分がアルミという事になります。

鉄は鋳鉄製(ちゅうてつ)で放熱性が非常に悪く重くて硬いのでデメリットだらけです。一方でアルミは放熱性に優れて柔らかく軽いです。このような事情からバイクのエンジンは鉄からアルミに進化を遂げています。

このように年式が新しい分だけエンジンの設計が進化しているという意味になります。

例えば、この令和の時代においての最新技術で対策したショベルヘッドとナックルヘッドを真夏の炎天下に、まったく同じ環境で走らせたとします。

どちらが長く走らせる事ができるか一目瞭然だと思います。

圧倒的にショベルヘッドの方が長く走らせる事が可能となりましてオーバーヒートせずに走らせる事が出来ます。

さすがにナックルヘッドからパンヘッドへ変わり進化した分だけあって、ショベルヘッドの方が本来あるエンジンのポテンシャル(性能)が優れているという事なのです。

さらに鉄xアルミエンジンを組み合わせたショベルヘッドとオールアルミエンジンのエボリューション(エボ)では素材以外にも、さらなる進化を遂げておりますので一目瞭然だと思います。

1984年に誕生したエボリューション(エボ)から、ようやく安心して乗れるエンジンになりました。

ハーレーのエンジン(ビックツイン)を大きくジャンル分けしつつ、壊れやすさの耐久性レベルと安心度を☆で評価しますと

・ナックルヘッド:★☆☆☆☆

 未完成エンジンだけありまして、今で言う所の欠陥レベルの壊れやすさになります。

電話機で例えますと糸電話レベル。もしくは、ダイヤルもボタンもなかった元祖、公衆電話レベルになります。住まいで例えますと、路上生活や公園生活レベルの状態になります。

・パンヘッド、ショベルヘッド:★★☆☆☆

 一言で言うならば故障しやすいエンジンですね。

正確には「気を遣わないと壊れやすい部類」になると思います。

ようやく一部家庭だけに昔ながらの黒電話の導入。しかしながら、まだ一家に一台と言わずにお隣さんに電話を借りてくるレベルまでになりました。住まいはテントやコテージで生活出来るようになった感じです。

・エボリューション(エボ):★★★★☆

 ようやく日本の多くの方が共通して言われる(求めている)安心出来るレベルになりました。

一家に一台、誰とでも電話ができる電話番号と電話機が当たり前のレベルくらいまでになりました。そして、コードレス化&FAX機能がついて1つの電話の完成型になりました。やっとお家の中で当たり前に生活して住めるようになった感じです。

・ツインカム(TC88)、ツインカム(TC96)、ミルウォーキーエイト(M8):★★★★★

 もうTHE安心・安定・信頼の三拍子と言っても過言ではないくらい国産クオリティです。

ツインカム = 電話がどこでも話せるPHS・携帯電話へ進化しました(一部ネット可能)。お家の中は洗面所+エアコン+シャワー+ウォシュレットがついて快適になった感じです。

ミルウォーキーエイト = スマートフォンへ進化した感じになります。さらに、お家の中ではオール電化+太陽光発電+蓄電池レベルまでに進化した状態です。

1999年に誕生したツインカム(TC88)からは低回転型エンジンから高回転型エンジンになって振動が軽減されましたのでエボリューション(エボ)と区別される事が多いですね。

1936年に誕生した空冷・V型2気筒のOHV型エンジンは引き継がれている事は間違いないのですが、細かい内部の仕様と伝統部分を言いますとナックルヘッドからエボリューション(エボ)までで一旦、終結となりました。

スポーツスターモデルの場合、

・スポーツスターモデルも、やはり1985年以前のアイアンショベル以前は故障しやすいですね(全て鉄で出来たエンジンなので尚更ですね)

 ・ビックツインと同じく1986年以降のエボリューション(エボ)を購入すれば安心できます。

 ・さらに安心したい方は2004年以降のラバーマウント(ゴム固定)スポーツスターを購入すれば安心できます。 

・トラブルとは無縁で完璧に安心したい方は2007年以降のスポーツスター(インジェクション/FI)を購入すれば心配入りません。

このように高年式になればなる程、「古い車両に比べると安心できる仕様」になっています。

逆に

・年式が古ければ古くなる程、壊れやすい = 故障やトラブルになりやすいのも事実です。

 ショベルヘッドに関わらず、エボリューション、ツインカム(TC88/TC96)、パンヘッド、ナックルヘッド、フラットヘッド(サイドバルブ)、スポーツスター全てに共通して申し上げられる事ですね。

これは当方が大変信頼しているハーレー旧車のトラブル&エンジン修理を、かなりの数をこなしているベテラン中のベテランで経験豊富なプロの方に確認しても同じ回答でしたので間違いないと断言出来ます。

どんなに現代の優れた技術や対策があったとしても、数十年前の当時に考えられたエンジン仕様と設計(原型)には限界というものがあります。

S&S/W&Wのように完全別物の仕様にして作り上げる形であれば、いくらでも現代版に出来るので対策のしようがありますね。

しかし、当時物の”ハーレー純正エンジンにこだわる場合”に限り話は別になってくると思います。

極端かもしれないのですが、分かりやすい例が”人”や”ゲーム”ですね。

どんなに人や技術が進化しても魔法が使えたり”人を生き返らせる事は未だに不可能”ですよね。

遠い未来の話はどうなるか分からない所ではありますが、やっぱり限界ってもんがあるのだと思います。

当時流行った任天堂のファミコン(ゲーム)を現代の画質クオリティにする事もファミコン本体のスペック仕様から実現不可能ですね。

逆に現代の画質クオリティを当時の2Dドット絵風にする事は、とてつもなく時間と膨大な作業量になりますが決して実現不可能ではありません。

他にショベルヘッドのキャブレター車からヒューエルインジェクション/FI化ですね。

どんなに技術が進化しても誰一人として実現していないです。

唯一、プロトさんがエボリューションのキャブ車仕様をインジェクション/FI化に成功していますが、結局ショベルヘッドは純正ではなくS&Sエンジンのキャブ車のままで実現しませんでした。

 正確にはハーレーダビッドソン社でも純正で1995年のエボリューション(ウルトラモデルのみ)だけに採用されております。2006年でもダイナファミリーのみにおいては先行してインジェクション化されております。

逆にインジェクション(FI)のスポーツスターはキャブレター仕様にする事は可能ですね。実際にキャブ車仕様にされたXL883N(アイアン)を見かけたことがあります。

でも、エボのFI化が出来るってことはショベルヘッドでも決して出来ない事はないのかもしれないのですね。

それならば究極の例を言いますと「電気自動車版のショベルヘッド」です。

電気自動車でショベルヘッドと、まったく同じ乗り心地を実現するのは、まず実現不可能だと思います。

なぜならば、既にインジェクションとキャブ車ですら乗り心地のフィーリングが変わってしまっているからですね。

それで思いついた案になるのですが、

唯一、電気自動車であってもハーレー独特のサウンドは音が静かなので、やりようによってはいくらでも実現と再現は出来そうな気がします。

キャブ車のマフラー選びと一緒で古いエンジンから音を選べたりですね(笑)

ハーレーの事ですからお決まりのオプション仕様になんかなっちゃたりですね。

分からない所ではありますが、これはいつの日か実現する未来が来るかもしれません。

具体的なトラブル&故障事例(キャブレター車/キャブ車)

もっとも多い古いハーレーのトラブル&故障を順番に挙げさせていただきますね。

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→ バイクのよくある故障前兆 &トラブル症状まとめ

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→ エンジンが暖まっている時に掛かりづらくなる症状のトラブルまとめ

このように古いハーレーのキャブレター車(キャブ車)であれば年式が古くなっていくにつれて、頻繁にマイナートラブルだったり故障が発生したりしますね。

古いハーレーであればある程、故障する確率は高くなる事は絶対に間違いないです。

そして、新しいハーレーであればある程、故障する確率は少なくなります。

ぜひ1つの参考にしていただければ幸いです。

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詳しくは下記にて解説しておりますので、ぜひ一緒にご覧下さいませ。

詳しい内容につきましては、ぜひショベルヘッドまとめメモ帳内容をご覧下さいませ。

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