ハーレーってすぐ壊れたり故障のトラブルが多いの?(ショベルヘッド/エボ/ツインカム)
目次
● ハーレーってすぐ壊れたり故障のトラブルが多いの?
冒頭の一部はハーレー購入後の年間維持費まとめと内容が被ってしまい大変恐縮なのですが、その後は完全オリジナルになっておりますので、ぜひ一緒にご覧下さいませ。
誰もが知っているハーレーダビッドソン(HARLEY-DAVIDSON)ことハーレーではあるのですが、実際にハーレーを購入した後の故障やトラブルについては見えない部分が多いですね。
ハーレーって故障ばかりで維持が大変なんじゃないの?っと誰もが気になる内容だと思います。
そんな方のために
・ハーレーは頻繁に壊れるの? ・やっぱり国産バイクに比べてハーレーは故障率が高いの? ・とにかくハーレーはトラブルが多いって聞くけど本当の所は、どうなの?
実際にハーレーの故障&トラブルが多い箇所の具体的な事例を挙げまして、誰でも理解できるように1つ1つ分かりやすく簡単に解説しておりますので、ぜひご覧になって頂ければ幸いです。
どんな車両が故障しやすいの?エンジンの種類によって故障率が変わるの?
驚く事にハーレー1つとっても、ややこしいくらいに沢山の車種とエンジンがございます。
→ ハーレーとは?(ビックツイン/スポーツスター/ベビーツイン/V型2気筒/空冷)
これが一般的な国産バイクであれば、メーカーと車種名(排気量)だけで、ある程度の故障のしやすさが見えてくる事が多いと思います。
例えば、絶対的な安心と信頼のホンダ(HONDA)のスーパーカブ90/110!といったようですね。
国産バイクは車種名に具体的な排気量の数字がついているので、とても分かりやすいですね。
もちろん、ハーレーもXL883/XLH1200/FXS1200/FLH1340/EL1000といった感じで同様ではあるのですが、故障やトラブルが起きやすい関係においては少しばかり事情が異なってしまいます。
ハーレー最大の特徴は車種名や排気量というよりも
エンジンの種類によって”故障しやすいかどうかが変わるといっても過言ではない”くらいです。
簡単に分かりやすく言いますと「年式」ですね。
ハーレーのエンジンは年式によって大きな進化を遂げております。
まずビックツインと言われるハーレー標準の大きなエンジンである(最新順から挙げております)
・ミルウォーキーエイト(M8)、ツインカム(TC88/TC96)、エボリューション(エボ)、ショベルヘッド(ショベル)、パンヘッド、ナックルヘッド、フラットヘッド(サイドバルブ)
2007年以降のツインカム後期とミルウォーキーエイトが「最新のヒューエルインジェクション(FI)」になります。
2006年以前のツインカム前期~エボ以前は全てキャブレター車(キャブ車)になります。
→ インジェクション車(FI)とキャブレター車の違いまとめ(見分け方/メリット/デメリット)
初の電動バイクであるLiveWireライブワイヤー)
入門からベテランまで全ての老若男女から愛される軽快なスポーツスター(インジェクション車/FI)、スポーツスター(キャブレター車/キャブ車)
これだけのエンジンの種類があります。
最新のインジェクション車(FI)なのか?古いキャブレター車(キャブ車)なのか?によっても故障やトラブルのしやすさが変わってきます。
そして、車両状態は個々のケースによって変わってきますね。
・どこで購入したのか?
→ ハーレーを新車で購入したのか?中古で購入したのかどうかですね。
新車で購入した場合には問題ないのですが、中古で購入した場合には整備済み車両なのか?
ここでも重要なポイントになってくるのですが、”信頼できるお店”で整備された車両なのかどうか?が後々の故障やトラブルの影響にも重要になってきます。
詳しくはハーレー購入後の年間維持費まとめ(ショベルヘッド/エボ/ツインカム/スポーツスター)で解説させて頂いております。
・ハーレーの年式は新しいのか?どのくらい古いのか?
→ 最新ハーレーのインジェクション(FI)なのか?昔のハーレーのキャブレター車(キャブ車)なのかどうかですね。
・車両の状態は、どうなっているの?
→ 純正ノーマル車両なのか?ライトカスタム車両なのか?フルカスタム車両なのか?どうかですね。
この中でも特にトラブルや故障に大きく差が出てくるのが車両状態は当然なのですが、
ハーレーの年式とエンジンに大きく関係してくる部分であろう
・最新ハーレー(インジェクション/FI)なのか? ・昔のハーレー(キャブレター車/キャブ車)なのか?
といった内容が大きく関係してきます。
ハーレーって本当にトラブルが多いの?(頻繁に故障するの?)
まずハーレーときたら最初に頭に思い浮かべるのが「ハーレーだから壊れるんじゃないの?」と不安になったり心配になられると思います。
実は、私もまったく同じ点が気掛かりでした。
・ハーレー = すぐ故障したりトラブルだらけのイメージが強くありました。
いいえ、今は全然そんな事はないんです!
最近のスポーツスター、大きなエンジンのツインカム(TC96)・ミルウォーキーエイト(M8)は全て電子制御による自動化(FI/ヒューエルインジェクション化)されておりますので、昔のようにエンジンが掛からないといったトラブルも一切ありません。
最新のハーレーであれば故障という故障自体が本当に少ないですね。
特に最新のハーレーであるインジェクション車(FI)あれば、あまり故障や修理する機会もなくなります。
逆に古いハーレーのキャブレター車(キャブ車)であれば年式が古くなっていくにつれて、頻繁にマイナートラブルだったり故障が発生する事があります。
年式が古いハーレーであればある程、故障するリスクが高くなってくるのは間違いないです。
当方ではショベルヘッドの故障やトラブルで散々な目に遭い経験済みなので絶対に間違いないと自信を持って申し上げられます。
→ 古いハーレーでも年式=壊れやすさは関係するの?(故障/トラブル/ショベルヘッド)
具体的なトラブル&故障事例(インジェクション車/キャブ車)
最新ハーレーはトラブルらしいトラブルではなく主に電気系統で国産バイクと同じような消耗部品の故障が多いくらいですね。
これは古いハーレーでも共通しておりますので、もっとも多いハーレーのトラブル&故障を順番に挙げさせていただきますね。
・バッテリー上がり(バッテリーの故障&トラブル)
→ ショーライバッテリーまとめ(Shorai/評判/復活/充電/寿命/儀式/ハーレー/車/トラブル)
→ バッテリー上がりのトラブル時にエンジンを掛ける方法まとめ(症状/原因/対策/充電/JAF)
→ ジャンプスターターの選び方&使い方まとめ(おすすめ/バイク/車/バッテリー上がり)
→ バッテリー充電器/充電方法の使い方まとめ(おすすめ/交換時期/目安/寿命/車/バイク)
→ バッテリーの寿命が分かる!CCAテスター測定器の選び方&使い方(基準値/CCAとは?)
→ 電気テスターの選び方&基本的な使い方/見方/意味/導通/測定(おすすめ/車/バイク)
・プラグのトラブル(最新ハーレーは関係ないのですが古いバイクは、とにかく多いです)
→ プラグのトラブル&正しいメンテナンス方法(清掃/交換手順/故障前兆の症状)
→ プラグコードの緩みが原因によるエンスト症状まとめ【バイク/ハーレー/ショベル】
・エンジンオイル漏れトラブル(最新ハーレーでは大した事はありません)
→ エンジンオイルの基本&過去に経験したトラブル症状(寿命/交換時期/頻度)
→ オイル上がり&オイル下がりの症状まとめ【エンジントラブル/白煙/車/バイク】
・アイドリングによる三拍子関連のトラブル(アイドリングの落としすぎ問題)
→ ハーレーお決まりの三拍子にする方法と仕組みまとめ(音声あり/回転数/デメリット)
→ オーバーヒート症状の見分け方【バイク/ハーレー/ショベルヘッド】
→ 油圧計/油温計/オーバーヒートの意味と重要な役割とは?(バイク/ハーレー/ショベルヘッド)
・ニュートラルランプ
→ 最新ハーレーではニュートラルスイッチの故障や不具合が多いですね。
・レギュレーターの故障
→ レギュレーターの故障前兆 & トラブル症状まとめ【バイク/ハーレー/ショベルヘッド】
・オルタネーター(ステーターコイル)の故障
→ オルタネーター&ステーターコイルまとめ【バイク/ハーレー/ショベルヘッド】
・イグニッションコイルの故障
→ イグニッションコイルの故障前兆・トラブル症状まとめ【バイク】
・点火装置システムの故障
→ 点火時期の調整が早い場合 or 遅い場合の症状まとめ(メリット&デメリット)【バイク/車】
→ ダイナ2000i まとめ(フルトラ)【ハーレー/ショベルヘッド/スポーツスター】
→ ガバナーの故障前兆&トラブル症状(アドバンスユニット)【バイク/ハーレー/ショベル】
・キャブレター関連のトラブル(最新ハーレは関係ないです)
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→ キャブレターのよくあるトラブル & 故障まとめ【バイク/ハーレー/ショベルヘッド】
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・古いバイクでエンジンが掛からない問題
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・セルモーター/スターター関連のトラブル
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・ショベルヘッドのトラブル事例
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→ エンジン始動後、アイドリングが安定しないエンスト症状の原因まとめ
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→ ショベルのクラッチ調整 & 清掃方法(オープンプライマリー)【バイク/ハーレー】
→ プッシュロッドの調整方法まとめ【バイク/ハーレー/ショベルヘッド】
このように古いハーレーのキャブレター車(キャブ車)であれば年式が古くなっていくにつれて、頻繁にマイナートラブルだったり故障が発生したりしますね。
古いハーレーであればある程、故障する確率は高くなる事は絶対に間違いないです。
そして、新しいハーレーであればある程、故障する確率は少なくなります。
何のハーレーを購入すればトラブルや故障が少ないの?(安心できるの?)
その境目がインジェクション(FI)とキャブレター車(キャブ車)の分かれ目である2006年以前と2007年以降の問題が大きいですね。
詳しくは下記にて解説しておりますので、ぜひ一緒にご覧下さいませ。
→ 初めてのハーレーの選び方まとめ(おすすめ/初心者/購入/中古/カスタム/注意点/後悔/失敗)
→ ハーレってすぐ壊れたり故障のトラブルが多いの?(ショベルヘッド/エボ/ツインカム)
→ ハーレー購入後の年間維持費まとめ(ショベルヘッド/エボ/ツインカム/スポーツスター)
ぜひ1つの参考にしていただければ幸いです。
その他、当方がこれまで経験して全ての故障&トラブルノウハウ集につきまして、
詳しくは下記にて解説しておりますので、ぜひ一緒にご覧下さいませ。
●「質素な日常のお役立ちまとめ」 → 日常生活で困った時の解決策と対処方法から便利でお得な情報を誰でも分かるように解説しています!「誰でも簡単に・分かりやすく・読みやすい」の三拍子を常に心掛けております。何かお役に立てる事がございましたら、どんな些細な事でもお気軽にお問い合わせ頂けると嬉しいです(^-^)/