まとめメモ＆簡単解説

2023年8月6日 / 最終更新日時 : 2023年11月11日これ知っておけばOK! まとめメモ＆簡単解説

伝説の部屋住みヤクザ

● 伝説の部屋住みヤクザ

映画ヤクザと憲法（松山尚人さんの人物像）

ドキュメンタリー番組

「ヤクザと憲法」より
（東海テレビで2015年3月放送）

大阪・堺市にある指定暴力団

二代目東組清勇会（せいゆうかい）へ

100日間密着して40分テープx500本分の映像を撮影した

ヤクザの日常生活を追ったドキュメンタリー番組になります。

翌年の2016年には再編集して映画化もされております。

取材の取り決めとして

１．謝礼金を支払わない

２．収録テープを事前に見せない

３．顔へのモザイクは原則かけない

といった条件の元で撮影が行われた。

そんなある日の日曜日
（2014年8月21日）

電話番のワンシーンにて

相手を驚かせる方法として

お茶の間に笑いを届けてくれる

伝説の部屋住みヤクザがいる事が分かりました。

この「名シーン」の面白さは

文章だけではとても伝わりづらく

この動画を見る一見の価値ありです。

伝説のヤクザ松山尚人（3:36～）より

（→）何やら

ヤーさん二人で

楽しそうに談笑しています。

そんな中、電話が鳴り響きます（ﾋﾟﾙﾙﾙﾙﾙｯ）

次の瞬間…

（←）電話番を任されている

松山尚人さんより

清勇会ですっ！！！
（せいゆうかい）

隣で楽しく談笑している最中、

まさかの邪魔をするような感じの空気の読めない受け答えとなっており

かなりの大声と気合を入れて威勢良く発言している所が最大のポイントです。

背筋も猫背状態からピンと伸ばしている仕草も見逃せませんでした。

これには思わず

そばに居たヤーさん二人も

びっくりしたぁ～（驚）
（心臓が飛び出るくらいまで）

と言われる始末でありました。

ライバル組織の乗り込みによる”銃声音”と勘違いするくらいまでに松山尚人さんの所を一斉に振り向き、長々とじっと見つめている様子でした。

動画からも誰もが想像出来ないくらいまでに”度肝を抜かれるワンシーン”となっておりました。

何が凄いって、松山尚人さんの普段の言動からは

まるで考えられないような”威勢の良さの電話番”になっております。

コント風で数年レベルの笑いを届けてくれる「名シーン」とも言えます。

この一連の出来事には、思わず声に出して笑ってしまったくらいであります。

さらには今回の空気が読めなさ過ぎる言動に対して

隣にいるヤーさん達には可愛がられているからなのか？

叱られる事は一切なかったようなのですが…

これらの言動に関して

カメラに映っていない先輩から注意されてしまいます。

ナオトくん

電話をかけない時には（電話を受ける時）

こっちが大きな声だしたら、あかんのやぁ。

普通に「清勇会です」と言うの。

あんなデカい声だしたら向こうがびっくりするよ。

※ 先輩 = もう一人の長きに渡り、いつまでも居候している気が利くベテラン部屋住みの健吾 = ケンゴさん（隠れキャラ的な部屋住みになります）

この注意に対して

談笑していたヤーさん達も

どうにか場を和ませようとして

終始「フハハハッ」と笑顔のまま笑わずにはいられないようでした。

組員さん達は”礼儀”に関しては優しく指摘しつつも、暖かく見守ってくれているようです。

それよりも出落ちではないですが、

清勇会です！！！

といった威勢の良さと

滑舌までは最高に良かったのですが…

その後のナオトさんの発言集も忘れてはなりません。

みなあえじゃ；ｄｋｌ（聴き取り不能）

ご苦労さまですっ！

本家ぇカエル

ございませんかぁ～？

ご苦労さまですぅ～（ｶﾞﾁｬｯ!）

といった

何を言っているのか？

まったく聞き取れない滑舌の悪さにも注目です。

何十回と繰り返しリピート再生しても聴き取りは超絶・難易度でした。

これは…滑舌で有名な元プロレスラーの前田日明さんを軽く超えるレベルかもしれません。

これには思わず

親のように面倒を見ている

会長の弟分こと大石和政さんについて
（清勇会舎弟）

帽子がよくお似合いで、どこかで見たことあるなぁ～と思っていた所…？

ごはんですよの桃屋のCMやら昔のオロナミンCの看板に出てきそうな眼鏡のかけかたと言いますか？ちょっと似ている風貌をしております。

最近で言う所の年老いた「田代まさしさん系」かもしれません。

そんな大石さんとのやり取りによる

名シーンも見逃せませんでした。

大石さんより

（お酒）これ飲みやすいやろ？

（酒に酔い過ぎて）大丈夫かぁ？

なんか自分、滑舌悪いなぁ～？

松山尚人： いやゃ、ぁああ、カツゼツイイデス

大石： 悪いやないかぁ！”グェギェゲェゲェ”、何いうてるから分からへん。自分では分かってるんやろうけど。

松山尚人： はぃ、うへ、やぁ、あぅ、酒が入ってましてぇ

大石： えっ？嘘つくな！ 酒入ってない時も（滑舌）悪いわ。

という見事なまでの

突っ込みも入ってしまうくらいです。

松山尚人さんの

普段の愛車（足）については

素敵なオレンジ x シルバーカラーによる
（ツートンカラー）

学生用の通勤自転車にて
（カゴ付きバーハンドルのナロー仕様）

※ ナロー = 細い＆狭いスリムなシルエット

ポケットに

手を突っ込みつつも

この表情であります。

なぜかスマホの”ながら運転”をしていないにも関わらず

大変危険な片手にイキリ運転をしていたとネット界隈では評判でした。

動画でも”大イキリ”といった字幕がつけられちゃうくらい話題となっておりました。

自転車に乗っているワンシーンの”すまし顔”が何とも言えません。

車で言う所の運転席から手を出しながら運転しているかのようなオラつき具合であります。

これは…よっぽどヤクザの世界に入れた事が嬉しかったからなのか？

極道こと「任侠」という名ばかりを利用して

自転車に乗った時だけでも単に気が大きくなってしまい

お偉いさんの”若頭になった気分だった”のかもしれません。

このように例え、愛車が自転車であっても

身振り素振りの”ポーズの格好”だけは「超一流」でありました。

ただ、止まる時にド派手に（ｷｭｷｭｯｰ）とブレーキ音が鳴っておりましたので、日頃から愛車のメンテナンスはされていないようでした。

どこへ出向くのかと思ったら…？

チャリで来たではないですが、

数分もしない内に現場に到着して

先輩組員からの指示により

”小間使い”されて、お好み焼きを

3個だけ買いに来ただけのようでした。

このように誰も見ていないからといって

少しでも調子に乗ってしまったら、最後です。

普段から空気を読めない

言動を繰り返すからなのか？

遂には黒塗りの愛車クラウンから降りてきた

亀田史郎さんと小川直也さんを足してニで割ったような風貌をした

No2の若頭大野大介さんから「何、晒しとんじゃボケッ！」といったように指導こと酷く叱られているであろうヤキ入れのシーンもあるくらいです。

カメラの撮影も許さないくらいまでに

若頭は尋常じゃないくらいまでにキレておりました。

部屋に入るやいなや

大野若頭「ナオト（ちょっと来い）」

松山尚人「はぃ…」

大野若頭「誰がぁ、そんなこと言うたんや！誰が座れぇ（物を投げ込む音）誰が親方の前に座れ言うたんや（怒）ゴルァ、おいッ！」

松山尚人「ぁ、いぇ、、、はい。さぁーせん」

大野若頭「（再び）誰が親方の前に座れ言うたんや！親方のことお前一人で全部、自分でやる言うたん、誰ちゃうんかい。誰がちょっと座れ言うたんや。前に座ってて誰が口裂けても、そんなこと言うかアホンダラっ！」

「俺が言うたんかい？言うたんやったら、言うたいわんかい。どっちやぁ！」

「お前…最近、嘘つくようになってんな…おいっ!!（ビンタする音のﾊﾟﾁﾝッ!）」

「ヤクザやってて焼き入るのも怖いんかい。やめぇや、おいっ！なぁ？ゴルァ！（物音）…（再び物音）よう？ドツカれん！（ﾊﾟﾁﾝッ!）」

閉ざされたドアの向こうでは入った直後…

物が投げられているであろう衝撃音やら（その後も追加で1回）

しつけのように何発かビンタの「パチンッ！（2回）」と叩かれている音が聞こえました。

これらのやり取りに耳を澄ませて聞いていて判明した事ではありましたが…

極道の世界では、ご法度と言われる”相手を気遣う気持ちがない”ではないですが、松山尚人さんには（本当に悪気がなく）空気を読めない言動を繰り返すばかりか？

どうやら嘘をついてしまう”虚言癖”があるらしい事に若頭はキレているようでした。

さらに追加で、もう一人のベテラン部屋住み（ケンゴさん）が呼び出された時には

カメラに対して

カメラ どけとけっ！

ゴルァッ、アフォ！！

調子のんな。

しょうもないとこ

撮らんでええねん。

という本気度が伝わりました。

言い方が厳しく手が出てしまっているようでありましたが…？

思いっきり殴るといったボコボコにするような感じではなく、しっかり礼儀を教え込もうとするような愛が感じられる叱り方でありました。

説教タイムが終わった後の

松山尚人さんはと言いますと…？

見事なまでに”無傷な状態”で生還されました。

引っかき「傷」やら「打撲の痕」すらもありません。

でも…？

何やら、これほどまでの

地獄を見た事がないような

物凄く落ち込んだ様子からの

実は説教中も”上の空状態”だった

のではないか？と言わんばかりに

あっけらかんとしたような

いつもと変わらない表情をしておりました。

まるで”叱られているフリ”をしていたかのような

いつも通りのまま平然としていらっしゃるようでありました。

ネット界隈では伝説の住込みヤクザと呼び声が高い

松山尚人さんには”何の効き目もなかった”ようであります。

ちなみに

叱られていた部屋の

すぐ目の前には

※ 松山尚人さんが電話番をしていた場所

3人のヤーさん軍団が「ま～たぁ、ナオトがやらかした？」といった

毎度ながらの日常茶飯事だったかのように暖かく見守っておられました。

でも、アメとムチではないですが、

住込みによる見習いの身分でも

お駄賃（おだちん）こと

お小遣いがもらえる日がやってきます。

大野若頭より

マキさん

ちょっと部屋住み（呼んで）

お駄賃については

それぞれ「2万円ずつ」もらえます。

もう一人のベテラン部屋住みの

ケンゴさんより

すんません

ありがとうございます。

（もう一度、お辞儀して）ありがとうございます

続いて松山尚人さんより

ァリャ

ありりりぃゃござやす。

ありりぃござやぁす。

その後…

若頭に叱られてしまった事を

すっかり忘れてしまったのか？

とある日の出来事として

今度は滑舌を指摘された

大石さんより

新聞の夕刊（4日付）

どこいった？

と聞かれ

松山尚人： はぇ

いつもは空気を読み取る事は苦手としておりますが

この時ばかりは、さすがにまずいと気づいたのか？

少しだけやばそうな空気感を”唖然とした表情”から感じ取れますが、ひとまずバレないように適当に返事だけして誤魔化しておきます。

これには大石さんからも

大石： えっ？

と聞き返される始末でした。

曖昧な返事をした直後に

そのまま平然とゴミ箱のある所まで歩きまして

本人に捨てた記憶（自覚）があったのか？

すぐにゴミ箱の中をチェックしつつ

新聞紙がある事を「黙認」

再びこそ～～～っと

バレないようにするために

新聞紙をゴミ箱の奥底に戻しつつ

新聞紙の上から

ペットボトルを置いて

思いっきり

手で奥に押し込んで

新聞紙を隠すような形で小細工して

バタンッ！と電話番のように威勢良く

ゴミ箱のフタを閉じてしまいました。

すると…？

一部始終を見逃していなかった

大石さんより

今のなん？

今のなに？

松山尚人： えっ？

といった

いつもながらの

知らなかったフリこと

お得意のオトボケを始めます。

大石： 夕刊がないんのやぁ、調べたいんやけど。

松山尚人： へぃ

大石： 木曜日のな？夕刊がないんのや

松山尚人： （静かめに）ハィ…

大石： いや、ハイって（これには思わず、再び突っ込みが入ります）

松山尚人： いやぁ、ちょっと捨てたもんでねぇ、多分。あのぉ…彫刻刀、あのぉ～、朝刊だけは、あのぉ…そこに入れとるんですけども…

大石： 夕刊いうとるやん

松山尚人： ぃ、ぃや、いやぁ～広告と朝刊だけは

大石： いやいや、夕刊がないんのやん。

松山尚人： はい、あぃ。あ～、夕刊は捨てたおもんます、おもうんですよね、多分…えぇ、ええ。。。

大石： なんで？

松山尚人： ぇ、ぃや、下にあるかも分からないんやすけども…す、、、すゴミ、その辺…（聴き取り不能）

大石： なんで夕刊だけ捨てるの？

松山尚人： いやぁ～あのぉ…広告と朝刊はとっといてくれ言われととと、、、と、とるんでぇ

大石さんは「夕刊」を聞いているのにも関わらず、

なぜか”朝刊”にこだわってしまう松山尚人君に対して

このやり取りを見ていられなかったベテラン部屋住みのケンゴさんから話を割って入られます。

※ 電話番を叱ってくれた先輩組員ことベテラン部屋住みのケンゴ先輩になります。

ケンゴ ：（強めの口調で）ちゃうねん、夕刊を捨てる理由を聞いてるねん！

松山尚人： い、いややぁ、もういややん、いらへんので、捨ててたんつか？いらへんや思れましてね。

大石： ほんまかぁ…

松山尚人： えぇ、いつ、んすないしん捨てます、えぇ（聴き取り不能）

大石： 別に捨てんでも、ええで。なっ？

松山尚人： あい、んぇ

ここで大石さんは綺麗サッパリと

話を終わらせようとしているのにも関わらず…？

なぜか自ら揚げ足を取るように再び話を蒸し返すような形にて

松山尚人： （ちょっと強めの口調で）いらへんやおもった、、、思ったんでね。とったんで、、、

大石： おぉん、別に捨てんでも、ええって

松山尚人： はぃ…

最初から「誠に申し訳ございません」と自分の非を素直に認めて謝罪をした上で「当方の不手際で夕刊は（古い新聞と勘違いして）捨ててしまいました」で済む話だったのが…？

なぜか長々と確認のやり取りをする羽目になってしまいました。

それも礼儀作法として大切な極道の世界において「最初に謝罪の一言」もないところか？

終始、言い訳ばかりしている所が、さらに話をややこしくしてしまった点でもあり、最大の見所でありました。

昭和の時代やら普通の人だったら、大石さんがキレかねない事態ではありますが、松山尚人さんの普段の言動を理解しているからなのか？

終始、攻める事もなく心優しい大石さんの対応でありました。

それと同時に先ほどの大野若頭がキレていた理由が分かった気がしてしまいました。

人に対しての気遣い＆気配りや心を読む力ではないですが、ちょっと要領が悪そうなナオトさんには先輩を立てたり、気遣いを求められる部屋住みの修行は厳しそうな印象を受けてしまいました。

人間は向き不向きがありますので、こればかりは仕方ありません。

ここで機嫌を直してもらおうと

タバコの火の手伝いをしようとしますが…？

大石：（やらんで）えぇって

と言われて断られてしまいます。

そんな松山尚人さんでも

お茶くみだけは怒られずに

ちゃんと出来る事が分かりました。

大石さんが椅子に座った直後

コーヒーを持ってきます。

しぃ、しぇー

しつれぇーしやぁす

ポーズの格好だけは”極道らしい”

とても様になっているようです。

これには思わず

大石さんからも

おっ、お湯沸かすのうまくなったな！

とお褒めの言葉を言ってもらえます。

「そんな事は誰でも出来るだろっ！」という総ツッコミはなしでお願いします。

そして、人間悪い部分もあれば良い部分もあります。

松山尚人さんの良い部分も忘れてはなりません。

松山尚人さんは

事務所の掃除については手を抜く事が一切なく

コツコツと真面目にやられている事が分かりました。

これにはカメラマンさんからも

お褒めの言葉が入ります。

カメラマン： 凄いしっかりやるね。どうして？

松山尚人： えぇ、（静かめに）ハイィ…

口癖なのか？

なぜか、ハィと静かに返事をした後に

（いつもながらの）えっ？

あのぉ…

ぃやぁっぱり、あのぉー、えぇ。

じゅ、っそういう風な

もんなんですわ

んなじゃないですかね

事務所ゆぅんわ

ヤクザの…

（頷きながら）えぇーえぇ

Q. そういうもんっていうのは？

ぃやーぁ、ワシわぁ～

そのぉー川口会長のとこの、ナム

あのぉ～、まぁ、ゆうたらぁ

聖域みたいなトコッ、姉さん。

そんな伝説の住込みヤクザこと

松山尚人さんの経歴については

清勇会川口和秀組長との対談記事を読み「極道の世界を知る」

強い男に”憧れを抱き極道になる”という決意を心に固める。

18歳（19歳）の時に電話の受け答えのように気合を入れつつも

東組本家へ出向くが”未成年者”という事を知らずに断られてしまう。

未成年という理由で、一度は親元に返される。

そして、再び20歳の誕生日になってから東組へ足を運ぶ。

たまたま偶然いた清勇会舎弟大石和政さんの部下に見かねて拾われる。

ようやく親御さんの承諾を得てから正式に清勇会へ部屋住みとして預かりとなる。

部屋住みして8ヶ月目にして

ドキュメンタリー映画「ヤクザと憲法」に出演して一躍有名になる。

ネット界隈から今までにいなかった「伝説の住込みヤクザ」として知られるようになります。

その後、部屋住みから

1年もしない内に

東組から”脱走してしまう”

本当かどうか真実は分かりませんが「組からお金を持ち逃げした」という噂もあります。

松山尚人さんの言動からいって持ち逃げはしなさそうな感じではありますが…

しばらくの間は、若頭からもらっていたお駄賃で食いつらいでいたと思われます。

そのままお金がなくなり

無一文になってしまった挙げ句に

21歳という若さで

名古屋のコンビニで「強盗未遂」にて捕まる。

2020年代ではフィリピンの牢屋から指示する麦飯のルフィによる若者の強盗が相次ぎ流行っておりますが、強盗の先駆けと言わんばかりの言動となってしまいました。

名古屋市東区泉のコンビニで、女性経営者にカッターナイフを突きつけて厳禁を脅し取ろうとして、住所不定の暴力団組員・松山直人容疑者（21）が強盗未遂の疑いで逮捕された。

警察によると、松山容疑者は女性経営者にカッターナイフを突きつけ、「金を出せ」と現金を脅し取ろうとした疑い。女性経営者が非常通報ボタンを押したため、何も奪わず逃走していた。

警察の調べに対し、松山容疑者は「暴力団事務所を出てきて、金がなかった」などと容疑を認めているという。

東区のコンビニ強盗未遂、暴力団員を逮捕／愛知（2015/06/17）

今年４月、名古屋市東区泉のコンビニエンスストアで、女性経営者にカッターナイフを突きつけ、
現金を脅し取ろうとしたとして、住所不定の暴力団組員・松山尚人容疑者（２１）が１５日、強盗未遂の疑いで逮捕された。

警察によると、松山容疑者は女性経営者にカッターナイフを突きつけ、「金を出せ」と現金を脅し取ろうとした疑い。

女性経営者が非常通報ボタンを押したため、何も奪わず逃走していた。

警察の調べに対し、松山容疑者は「暴力団事務所を出てきて、金がなかった」などと容疑を認めているという。

他にも同様の事件への関与をほのめかしており、警察が詳しく調べている。

他に同様の事件については

名古屋市千種区の路上で「強盗未遂」もしていた事が明らかになりました。

なぜか、路上ではお金を取ることはせずに”未遂”で終わっています。

コンビニ強盗でも「お金を出せ」といった脅しの”未遂”で終わっています。

いずれも目的であるお金を取る事に失敗している所が最大のポイントです。

さらには凶器となりえる武器が小学生でも持っているであろう

「カッターナイフ」というのだから驚きであります。

もしかしたら、最初からお金を取る気はなかったのかもしれません。

もはや大石さんにお茶くみをしていた時のように

”強盗のポーズをしたかっただけ”と言えます。

真面目な話が単純にお金がなく食べる事に困ったので、刑務所に行きたかっただけだったという理由が考えられます。

それでも、松山尚人さんの作戦通りになります。

コンビニ強盗”未遂”で終わったにも関わらず

裁判＆検察とのやり取りでも空気が読めない言動を繰り返したからなのか？

恐らく、松山尚人さんは初犯だとは思うのですが…

執行猶予もつかずに「懲役7年（6年）」といった

理想通りの厳しい”実刑判決”を受けてしまいました。

コンビニ強盗未遂に加えて路上での強盗未遂による

複数の犯行が懲役年数の重さに影響していると思います。

調べてみた所…？

裁判の判決では懲役6年 or 7年といった情報が出てきました。

もしかしたら、検察からの求刑が7年で、実刑6年という事かもしれません。

それからヤクザの「世界からも破門」となり

さらには”絶縁状態（と噂され）”となってしまい現在に至る。

この話も本当かどうか分かりませんが、

映画取材の後に組のお金を盗んで逃亡していたとの事です。

取材の時に気にかけてくれた東海テレビ取材班の所へ逃げ込むも突き返される。

その後、お金がなくなってしまい強盗をしてしまう。

その時に運が良いのか？悪いのか？バッタリと取材班と会ってしまい”自首を促されて逮捕”という経緯だったようです。

松山尚人さんの現在については

懲役6年～7年の実刑判決を受けたとしても刑務所で真面目に模範囚として勤めれば、実質5年半～6年の刑期となり、既に出所済みの可能性も十分高そうです。

どちらにしても逮捕騒動に関して

大石さんが一番悲しんでいる事には変わりなさそうです。

まぁ、自分が一応（松山尚人の）面倒を見ているような形です、はぃ。

（カメラマンより：親分？）

いや、親分じゃないですけどね、

そんな…ちゃいますけど。

（カメラマンより：感覚としては親のような感じなんですか？）

自分は、そのつもりですけどね。

親の役目で接してますけどね、はい。

滑舌が悪いといった指摘シーンにて

大石さんより

ナオトがお前、しっかりな

なんかあったら、お前、な？

おもしろないんやぁ、俺はな。

といった優しい言葉をかけていた

名シーンが、とても印象的でありました。

ナオトみたいんがな？前、おったんや

18歳でな、清勇会に訪ねて来た男がいるんやぁ

中学校の頃にな、いじめられっ子でな。

昔は面白かったんやでぇ、ほんまに。

過去に松山尚人さんと似たような

境遇な方が訪ねていたエピソードも印象的であります。

松山尚人さんは周りの目による偏見ではないですが、

いじめについて熱く語っていたシーンもありまして

いじめられていた過去がある苦労人なのだと思います。

自宅から持ってきた持ち物として

宮崎学さんの本を2冊だけ持ってきた経緯を語りまして

宮崎学さんのファンなもんでねぇ、えぇ。はい。

会長と対談されとるという事で、そういう風な繋がりがあるんだったら、そういう光栄。来てもええんちゃうかと。

ここで、そんな、なろうかなという…

えぇ、そういう事で来ました。

宮崎学さんと川口会長との繋がりを

きっかけに事務所に来た経緯を話されているのだと思います。

あのぉ…ヤクザもえらい明るい社会やとぉ

気に食わんへんもんがおるからぁ

ドツいて殺してしまえというような

あのぉ…、そういうのは、ありえへんのちゃうかと。

という事は、もう学校なんかでも…

あのぉ…学校でも…

あのぉ、ちょっとおかしい奴というか

そういうもんがおったら…そういうなんもおったんも

いじめられたりとか、いじめっていうのが…起きていって

そぃで、極端な事を言うと

「もう死んでやろうかと」そういう風に思う奴もおるんちゃうかと。

えぇ…それは思いますね。

せゃから、あのぉ…自らのいっすすの存在についても認め…認めなくとも

こっちも気に食わんと向こうも気に食わんと

それでも互いにおるというのは、そういう社会が、えぇ社会なんちゃうかと。

そういう社会が、いい社会やと思いますね、えぇ、ぇえ。

そのヤクザを排除しようと、そういう、あのぉ…権力側からすれば、思われていると。

という事は、あのぉ…学校でも同じような事が

あのぉ…おかしい奴というか風変わりのような

風変わりの人間が出てくるとイジメとからかいみたいな体調にも起こってくると、それはあると思いますね。

という大切な事を語っておられました。

唯一の松山尚人さんへの長めのインタビューとなっておりました。

まるで自分のつらい過去の経験談を例に出して

熱く語っておられるように感じられました。

後の動画にて川口会長が”弱い者いじめをするようなタイプではない”という事を長年の知り合いが語っており、その代わりに同業者であるヤクザを沢山イジメてきたと語っておられます。

そんな所に松山尚人さんは川口会長へ憧れていたのかもしれません。

その後、一連の騒動に関して

もっとも上の立場のお偉いさんこと

川口会長へ質問された方がおりまして

Q. 松山尚人組員の現在は？という質問になります。

質問者より

ちょっとお聞きしたいのですが、よろしいですか？

映画に出ておられていた当時、部屋住みの

松山尚人さんは、どうなったんですか？

川口会長より

うちから出て強盗して、もう全然。

（質問者: ネット上の噂では破門になって）ワシは、もう知らんねんけど…

強盗して檻から出てますって言うことだけ聞いてる。

（質問者: 出所したんですか？）うちから出て強盗して、もう出所してるんちゃう？

側近の方より：名古屋、帰ったんちゃうかな？

２年後の2017年12月に再取材によると…？

もう一人の長きに渡り居候していたとみられる

気が利くベテラン部屋住みの健吾さんについても

既に辞めている事が分かりました。

電話番を見守っていた人の良さそうな年配方のヤーさん達も亡くなったとの事でありました。

さらに撮影から1年後の2018年10月3日

映画に出演されていた若頭の大野大介（50）さんと

会社経営者（41）の2人が逮捕されていた事が分かりました。

逮捕（暴力行為等処罰法違反の疑い）

指定暴力団 東組 清勇会 若頭
大野大輔容疑者（50）

暴力団の人権などを描いた映画

「ヤクザと憲法」に出演

被害男性より

テーブルひっくり返してからスタートで、すぐ電話して

東組の本家の方から人をたくさん呼ばれて…

正直全員、場が凍りついた。

このままどっかにさらわれるんじゃないか、怖いなという状況だった。

大阪市内のビル工事資金500万円の一部支払いを免れるために

下請け業者を呼びつけて「クソガキ。どないなっとんねん」「お前らなめきってんちゃうか？カネカネいいやがって」などと脅し、組員10人が取り囲んで脅迫した疑いで逮捕された。

大野若頭は容疑を認めているという報道でした。

録音音声によりますと…？

大野若頭より「なんで俺が金とられてな、金けさなあかんねん」「ずっと黙って去年から話きいてるけどや」という事でしたので、何かしらのトラブル（事情）があったのかもしれません。

最後に番組側も演出ではないですが、

あわよくば、またやらかしてくれるのではないかと

期待に胸を膨らませて、再びあの電話番のシーンがやってきます。

ﾋﾟﾙ、ﾋﾟﾙﾙﾙﾙｯ（電話が鳴ります）

1コールではなく

２コール目で受話器を取る。

清勇会（普通にしゃべる）

トーンを落としつつも

普通に落ち着いた様子で

電話を受けている事が確認出来ました。

さすがに学習していたようです。

もしかしたら、周りに誰も人がいない

一人の時は大丈夫なだけかもしれません。

それでも…？

はい

んあんぇ

はい、はぇ

ごくろうさわえつ。

（静かめに）ハィ…

その後のやり取りについては

相変わらずの滑舌でありました。

最初の”清勇会”という言葉だけは、ハキハキと滑舌良く聞こえますので、彼の中では何か大切にしている想うものがあったのかもしれません。

最後に1点だけ気づいてしまった内容として

なぜ松山尚人さんの滑舌がここまで悪かったのか？

これは推測になってしまい大変恐縮なのですが、

恐らく、ポーズだけは”ええ格好”ではないですが、

極道（テレビの撮影）を意識して

ヤクザっぽいしゃべりを意図的にマネしている

からなのではないかと思います。

なぜなら、最初の電話の受け答えである

清勇会ですっ！！！

といった

ありえないくらいまでの

気合からの発音（イントネーション）から

へぃ

えぇ、えぇ…

（なぜか静かめに）はいぃ…

いやぁ、ちょっと捨てたもんでねぇ

そこに入れとるんですけども…

あのぉ～、まぁ、ゆうたらぁ

広告と朝刊はとっといてくれ言われととと、、、と、とるんでぇ

夕刊は捨てたん思うんすよねぇ

いやぁ、ちょっと捨てたもんでねぇ

いらへんやおもわれましてね

あのぉ…そういうもんなんですわ

んなじゃないですかねぇ

しつれぇーしやぁす

事務所ゆぅんわ

ワシわぁ～