【久しぶりの大苦戦】ショベルヘッドの始動トラブル & 故障編【突然、前触れもなくエンジンが掛からない・始動不良】【圧縮OK・ガソリンOK・火花OKの条件でエンジンから何も反応なし(うんともすんとも言わない・無反応)】【点火系】【燃料系(ガソリン系統)】【二次エアー症状(2次エアー)】

ショベルヘッドのエンジン始動不良問題(エンジンが掛からない)のトラブルになります。

かなり久しぶりの大トラブル騒動で3ヶ月間ちょっとの間、試行錯誤を続けておりました。

過去の経験から「ベスト3に入るくらいの大苦戦」でした。

これまでエンジンが始動せずに大苦戦したトラブルは以下の通りになります。

1.エンジンの故障(バルブ曲がり・ガイド割れ & オイル下がり)
→ 真冬になってから、まったく始動しなくなりました。
他にもヘッドガスケット抜けなんてありましたね…

2.赤信号の度に不意にエンストしてしまう問題
→ OH直後で1340ccの重いキック始動のみで全然知識がなかった自分には大苦戦でした。
それよりも、いくつかのバイク屋さんへ依頼したにも関わらず原因を特定してもらえず、
最終的に自分で原因を特定して解決出来た時の喜びは今でも忘れられません。

3.購入したばかりの頃にキックのコツが良く分からずに乗る度にエンジンを掛けるのに大苦戦
→ 特に真冬のキック始動において突然掛かりづらくなります。数件のバイク屋さんで言われた個体差があるなんて事はありませんでした(稀にガソリンを多く送らないと掛からない車両の差があるくらいだと思っています)単純にショベルにとってエンジンが掛かりやすい好条件のセットアップ装備 & 条件を知らなかっただけでした。これは自分なりに試行錯誤の実験と検証を続けまして、今では真冬でも100発100中の一発始動を手に入れる事が出来ました(国産車両並に、あっさり掛かります)
→ 詳しくは「ショベルまとめメモ帳」にて解説しております!

購入当初は全然知識がなかった事も関係しているのですが、上記以外にマイナートラブルは日常茶飯事で何度レッカー手配 & バイク屋さん(ハーレー旧車の専門店)のお世話になったか数え切れませんでした…

それでも乗っていて最高に楽しいのが「ショベルヘッドの最大の魅力」であると思っています。

本題なのですが、

いつも通りキック一発にて始動後に暖気しながら、
チョークを緩めると、突然エンジンがストップしました。
いわゆるエンスト症状になります。

真冬の暖気前という事もあり、たまたま寒いせいなのかな?と

最初は全然気にもしていなかったのですが、

これが後で大変な道のりになってしまうとは…

何度かキックを繰り返しますが、

一向にエンジンが掛かる気配がない・・・

詳しい症状を説明いたしますと、

エンジンから何も反応がない状況 = 初爆すらせず(バフ、ボフ、ボンッ等が一切なし)で、
うんともすんともいわずに粘って粘って最後に1回だけエンジンが掛かるだけでした。
(この時もチョークを引くと、すぐエンストしました)

【試した内容】
まずはプラグを新品に交換しました。
次にバッテリーの電圧をチェックしましたが「13.01V」
→ これはキックを繰り返した事で電圧が低下していたと思います。

基本となるプラグの火花をチェックしてみたのですが、正常に飛んでました。

この時、必ずイグニッションコイル側にある
プラグコード穴2つ分の火花を確認する必要があります。
長いコードを入れ替えればOKです。

当然、点火時期をチェックしまして、
プラグホールに指を入れて物凄い圧力と音と共に圧縮が感じられます。

次に燃料系統の

・ガソリンキャップの空気弁
・ガソリンフィルター
・燃料ホース
・キャブレター

上記の流れとキャブ内のフロートボール(溢れんばかりのガソリンでした)
加速ポンプも勢い良く噴射しています(ガソリンの臭いもしています)

いくらキックしても、うんともすんとも言わないので、
次にイグニッションコイルを疑いつつ、この日は最後に1度だけ始動しただけで、
別の日に改める事にしました。

別の日に、まずコイルを取り外して電圧で計測した所、
予備で持っているダイナ製の新品コイルと同じく正常な数値でした
└【一次側:5.0~5.1Ω・二次側:16.66Ω】

ダイナSから繋がっている白線・青線と白く酸化している部分も疑いまして、
接点復活剤で青線・白線・バッテリーからの(+)配線を綺麗にして
丸型の圧着端子も新たにつけ直しました。

そのまま同じイグニッションコイルを元通りに戻して始動チェックした所、
相変わらずで最初の初爆のみマフラーからアフター音(破裂音のパーンッ)だけがしました。

その後、初爆もせずに反応がなく、うんともすんとも言わない状態でした。

【ここまで判明している事】
・プラグから火花が出ています。
・コイルの抵抗値は正常(新品同様の数値)
・燃料系統のガソリンもキャブのフロートと加速ポンプまできています。
・点火調整もOK・指で圧縮も感じています。

過去に火花OK・抵抗値が正常でも
イグニッションコイルが故障していた経験がありましたので、
ここで点火系ではないなと油断してはいけません。

イグニッションコイルを新品に交換してみました。

あっさり、すぐに始動OK!

原因はコイルだ!

これにて解決!っと
油断していたのもつかの間、、、です。

アイドリング音に少し違和感?があって、
音が安定していないように感じました。

次の日にエンジンを掛けようとしたら掛からず。
またまた同じ現象が起きてエンジンが始動なくなりました。

嫌な予感が的中しました。

その後、プラグコードを新品に交換してみました。
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【新品の抵抗値】↓長いコード・短いコードの順番になります↓
・【新品】アクセル300+:199.5Ω(導通なし)・43.5Ω(導通あり)
・【古い】アクセル300+:183Ω(導通なし)・48Ω(導通あり)
→ 見た目は正常・火花OK・導通 & 抵抗値が新品とほぼ変わらない数値で故障していたので非常に厄介でした。
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これは初期不良も考えれるな!っと
もう1つの新品プラグコードに交換しましたが
エンジンが掛からず…

こうなってくると点火システムになってくるので、

次に「ダイナS」を新品に交換!
それでもエンジンは始動せず。

ちなみにダイナSも以下の通り一通り
テスターで一通り点検して異常はありませんでした。
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<ローター&ピックアップ確認>
・●ローターにある2つの磁石OK(ドライバーで接触確認)
・▼ピックアップセンサーの裏面の白錆も取っていたので問題なし。
・▼と●が接触する点火タイミングでコイルの(+)(-)「12.98V」で正常
・▼と●がしないでコイルの(+)12.68~80V・(-)1.08Vで正常
・プレートの抵抗&導通:(古いダイナS)12.08KΩ(+)と(-)で数値が一緒で全て導通なしで【正常】です。
(新品ダイナS):14.78KΩ(+)と(-)で数値が一緒で全て導通なしで【正常】です。
→ 古いダイナSは、新品のダイナSと数値がほぼ変わりませんでした。
火花OK・テスターで抵抗、導通はOKなので故障は考えづらい。
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最初に少し怪しいと思ったバッテリーを注文して検証。
プラグも一緒に新品に交換して火花を確認すると力強く見えました。
(薄暗く朝方だったから力強く見えただけかもしれません)

しかし、エンジンが掛からず。。。

しばらく時間を置いて諦めかけていた時に、あっさりと掛かりました。
再始動も、あっさり掛かります(意図的に何度も切って再始動もOK)

・始動OK:新品バッテリー+新品プラグ+新品プラグコード+新品コイル+古いダイナS

その後、今がチャンスだと思いまして、

・古いバッテリーに戻して「始動OK」
・古いコイルにすると「始動せず」
・新品コイルにすると「始動OK(何度も切って再始動OK)」

ここでコイルが完全に悪さをしていたな!と思っていたら、
またエンジンが一切掛からなくなる症状が発症。

<最後に掛かっていた状態>
・新品バッテリー+新品プラグ+新品プラグコード+新品コイル+古いダイナS
・古いバッテリー+新品プラグ+新品プラグコード+新品コイル+古いダイナS

掛からない時は、うんともすんとも言わなくなります。
ちょっとしてからエンジンを掛けたら、また掛からず。
完全に迷宮入りしてしまいました…

インマニシールをチェックしてみましたが正常な状態でした
念のため、新品に交換。ブレーカーも新品に交換してみます。

長くなってしまいそうでしたので、
その後も色々と試して内容をまとめてみました。

ここまで、

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エンジンが掛からない症状のまとめ
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【症状】
・エンジンが掛からない症状でした(火花OK・燃料OK・圧縮OKの状態です)・運が良いと掛かります。
・一番最初にマフラーからアフター音(パーンッ)といった破裂音が1回あるだけです。
・その後はエンジンから何も反応がありません(うんともすんとも言いません)
・調子が良く掛かる日は、あっさりと一発で掛かる日もあります。
・少し時間おいて試すと掛かっている事が多いような?感じがしています。
・掛かりそうな時は、いきなり掛かるパターンとボンッ、ボンッ、ボンッ、ともう少しはっきりとした爆発になり、徐々にエンジンが目覚めてくれるパターンもあれば目覚めないパターンもあります。
・掛かればアイドリング~走りまで絶好調です(力強いアイドリング音~吹け上がり~正常に充電されて問題なし・エンストする気配なし)

【試した内容】
・点火系パーツは火花が出ている状況でも全て新品に交換しています。
・古い物もテスターの数値・導通は問題ありませんでした(新品との組み合わせパターンも散々試しました)
・何度も点火調整をしていますが、プラグホールに指を入れると物凄い吸い込みの圧力と空気音がしているので圧縮は問題なし。
・燃料系もキャブまでガソリン確認・フロートOK・加速ポンプもバンバンでます(インマニも再チェックしてシールを新品に交換)
・火花OK・燃料OK・圧縮OKで、ずっと掛からない症状が続いています。
・調子が良い日だと、いつもの感じで一発ですぐ掛かります。
・ここまで点火OK・燃料OK・圧縮OK。

【点火系】
・火花OK
・点火調整OK
・新品バッテリー
・新品コイル
・新品ダイナS
・新品プラグコード
・新品プラグ
・運良く掛かれば正常に充電されているのでオルタ、レギュレーターも問題なし。

最初から「火花」も正常に出てました。
取り外した古い点火系パーツも「抵抗値・導通」は全て問題ありませんでした。

目視で確認出来ていてもトラブルはつきものだと思いますので、1つずつ新品に交換して検証。
コイル、ダイナSは新品と古い物で「磁石、導通、抵抗値、電圧も全て正常値の範囲内」でした。

点火信号時の電圧もコイル側(+)(-)で12V異常きており正常。
点火信号時有無も確認済みで(-)側の電圧もチェック済みで正常です。

●ロータ・▼ピックアップも問題なし。
ブレーカーも問題なかったのですが、全て新品に交換しています。

最初から火花もでていても1つずつ疑いましたが、
点火系パーツは新品全てと古い物と新品を組み合わせて全て試して
何も状況が変わらなかったので点火系が原因ではないと判断しました。

【圧縮】
→ 問題ありませんでした。

【キック始動】
→ 問題ありませんでした。
以前にキックが完全に途中で止まった時にはクラッチケース内に粉が溜まっていた事が原因でした。
ミッション側のベルトがあるプーリー(クラッチ滑り)が原因で、きちんとクランクまで動力が伝わらずにエンジンが掛からない症状です。

【燃料系】【最終的に再度、原因の可能性として一番疑っています】
・キャブまでガソリンを確認しています(フロート&加速ポンプも全然問題なしです)
・11月下旬にインマニシールも交換したばかりで綺麗でしたが、再度新品に交換(入念にチェック)
・ダイヤフラムも見た限りでは異常なし・エンジンが掛かれば吹け上がりは良いです(しかし、まだ油断はできません。疑う必要がありそうです。
・フロートのドレンホース(5mmがなかったので6mmをつけています。でも、トラブル直前まで6~7回乗っていたので考えづらいです)
・エンジンが掛かればアイドリングから吹け上がりもスムーズで正常です。
・スロージェット問題(○○mルの1番~2番上げても掛からず・そもそも12月上旬に寒い日があって○○○番で掛かっているので問題かったです)
・セッティング問題(あえてスロージェットを2番手あげた○○○番にて試乗しましたが、どうも薄い感じがします。○○○番と乗り心地が変わらずもう少し濃くなってもおかしくないはずです)

点火系 → 燃料系 → キック(クラッチ)→ エンジンと疑ってきまして、
また点火系 → キック(クラッチ) → エンジン → 燃料系 → 点火系…etc

以降繰り返しと続きまして、

これ以降も毎日、悪戦苦闘を繰り返しまして

結果的に約3ヶ月近く試行錯誤を続けて

ようやく無事に解決いたしました。

本当に珍しく稀のケースだと思うのですが、
最終的に5つの原因に絞り込みました。

偶然にも複数のトラブル(不調)が重なった事で
始動不良トラブル(エンジン始動困難)となっておりました。

原因追求まで約3ヶ月掛かってしまうくらい困難な道のりでした。

トラブルの原因を特定するまでが大変な道のりとなりまして、
その過程で予備の新品パーツを沢山買いすぎて無駄な出費が多かったです。
(検証用パーツの購入だけで10万円以上も掛かってしまいました…)

ぜひ皆様には無駄な出費 & 同じ原因不明のトラブルに遭わないようにするためのショベルヘッドの攻略本ではないですが、
今回の原因は「ショベルヘッドまとめメモ帳」にて解説しております。

アイドリング音もバッチリになりました。
明らかに掛からないトラブル前とは異なります。

以前のように冷間時の始動~再始動、
全て100発100中の一発始動を取り戻しました。

今回は色々と点火系を疑っていきましたが点火系を疑った理由としまして、
以前から少し気になる以下の前兆があったためです
(メモに残していなければ、気づかないレベルです)】

【気になっている前兆】
1.燃費がほんの少しだけ悪化してました(以前コイルが故障した際は-5km/㍑の差があったので気づいたのですが、今回は-2~3km/㍑僅かの差です)
2.気になる程ではないのですが、JN交換後から少しだけアイドリング時の乱れが気にはなっておりました(いつも一発始動で正常な時が多かったので深く気にしてませんでした)
3.1ヶ月くらい前に1,2回だけ始動性が悪くなってエンスト症状がありました(その後、ずっと調子が良かったので全然気にしていなかったです)
4.真冬になってから濃いニードルにも関わらず暖気前のみキャブからの吹き返しが2~3回ありました「パシュッ」(新たなセッティングでの冬で暖気後は正常で始動性も絶好調だったので気にもしなかったです)
5.フロントプラグだけ少し黒く濡れてしまう症状。

【これまでのトラブルで判明した重要な内容と教訓】
・バッテリー & 点火系(プラグ・プラグコード・コイル・ダイナS)の故障において「プラグの火花(目視で確認出来ても全然始動しない事が沢山ありました)」と「抵抗値(導通)」はあてにならない事が本当に多かったです。
・始動不良の際には必ず「プラグ」「プラグコード」「イグニッションコイル」「バッテリー」「点火システム(ダイナS・ポイント)の5セットを新品に交換して1つずつ検証する方法がおすすめです。
・過去に燃料OK・プラグの火花OK・テスターの抵抗値が正常でも故障した経験がありましたので要注意です(万が一の事も考慮して新品の初期不良も疑って下さい)
・ガソリンOK・火花OKで始動不良の際には「クレ556」をキャブ内から1秒程度かけてエンジンが掛かるどうかを試す必要があります(燃料系に原因があるかどうかの切り分けが出来ます)
・コイル・プラグ・プラグコード・ダイナSの点火系システムが中途半端に故障するとマフラーからアフター音「パーンッ(鉄砲の音)が鳴る」&「燃費が悪くなる」特長がありますので見逃せません。
・これはエンジン内で正常に点火出来ていない証拠=燃えなかった不燃焼ガソリンが空気(酸素)と混ざってマフラーまできてしまっているので点火不良の最大の特長です。それ以降はうんともすんとも一切反応がない状態になります。

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