古いハーレーのキックスタートのかけ方&儀式コツ 簡単解説

古いハーレーのエンジンのかけ方&儀式のコツ 簡単解説

なんで古いハーレーはキックスタートが当たり前なの?(キック始動)

昔のハーレーにはキックペダルが右後ろに装着されています。

キックペダルは4速ミッションと言われるギアを操作する部分に直結されて繋がっています。

ギアチェンジで必須の4速ミッションはエンジンとは別々の本体が個別にフレームに設置されています。

キックペダルの見た目は自転車の足で漕ぐペダルと同じ形をしていますので、誰が見てもすぐに分かりますね。

キックペダルは足の力よりも体全体である腰の力を使って勢いよく踏み込んでキックでエンジンをかける事を「キックスタート(キック始動)」と言います。

キックスタートはセルボタンの代わりに人間の脚力でスタートさせる方法になります。

キックギアを回転させて4速ミッションからエンジンまで伝わって最終的にはバッテリーによる電気の力を使ってエンジンをスタートさせています。

キック始動は、古いハーレーだけに留まらず、ハーレーカスタムの定番でもあり、とても根強い人気があります。

古いハーレーのショベルヘッド、パンヘッド、ナックルヘッド、フラットヘッド(サイドバルブ)ではキック始動が当たり前の時代でした。

正確には後期パンヘッド時代の1964年まで(1903年~1964年)は、キック始動でしかエンジンをかける手段がありませんでした。

ハーレーが誕生したばかりの頃はキック始動すらありませんでしたので、車両に付いている自転車のペダルを勢いよく漕いでクランクを回す事でエンジンを始動させる方式になっておりました。

ママチャリにスタンドを立てたまま空漕ぎをするイメージですね。

セルやキックでエンジン最下部にあるクランクシャフト(図太い円盤みたいな物)を回転させる事で、エンジン上部にあるピストンと言われる物が上下運動してプラグに火花がついてガソリンx空気と混じり合って爆発してエンジンが始動する仕組みになっています。

1965年の最終パンヘッド(エレクトラグライド)になってから、ようやくセルスタートが正式に搭載されるようになりました。

これによりワンボタンのセルで、誰でも簡単に楽々エンジンの始動が出来るようになり利便性が格段に高まりました。

1966年に初誕生したアーリーショベル以降のショベルヘッド時代はセルボタンとキックペダルが併用となっています。

エボリューションのカスタム車両でもキック始動が大人気ですね。

純正でもエボリューションの初期(1984年~1986年)は4速ミッションにてキックが標準で搭載しています。

さらに猛者や強者になりますとスポーツスターのみならず、ツインカム(TC88/TC96)にもキックキット/ペダルを装着している方もいるくらいなのです。

確かにハーレーに詳しい一部の方々から言わせると、スポーツスターやツインカムにキックキットを装着するのは邪道だとか不自然と言われたり思われるかもしれないのですが、私は素直にスゴイと思いました。

そこまでするなら、もう旧車に乗れば良いのでは?と思うかもしれませんが、あえて新しい車両でする事に最大の意味があるのだと思います。

そして、仮に私が同じ立場だったとしたら素直に古いバイクは頻繁に壊れやすくなってしまうのが嫌だから、いつでも気軽に乗れる車両で”見た目を古いバイクの旧車風にしたい”というのが本心になると思います(笑)

この現象は「ハーレーに純正のCVキャブレターをつけているとハーレー乗りの間では馬鹿にされるような風潮」と似ていますね。

これは「まるでハーレー乗りは偉いんだ!」っといわんばかりに国産アメリカンを馬鹿にするような風潮と似ており、個人的にはあまり好きではない感じがしています。

何よりも「この人とは何か違う事をやってみよう!」というチャレンジ精神と言いますか、あえて時代の逆行をいくではないですが、その姿勢が素敵ですね。

もし仮に途中で自分に違和感を感じたりしても周りの意見に流されず、そのスタイルで最後まで突き通しちゃったりしたら、それはもう最高にカッコイイ事だと私は思います。

このようにカスタムなんて所詮(しょせん)、個々の好みに過ぎませんので、その乗っている人が好きで気に入ってやっているなら、もう何でもありなのだと思います!

誰がなんて言おうが結果的に自分が満足しているなら、それが最終的なゴールで正解なんだと思います。

そんな事よりも人のカスタムや好みにケチを付けるのは、最低、最悪の弱い者いじめと一緒で、男として1番やってはいけなく、もっとも恥ずかしくナンセンスな行為だと思うのです

私はサイドバルブ系レーサーによるボバー系 x バランスが良いカスタムが好みではありますが、

世の中にはロングフォーク(フロントを長くするスタイル)やナロー系(細くするスタイル)のチョッパーが好きだったり、あえて純正のまま乗るスタイル、ラットスタイル(錆や経年劣化を楽しむ)だったりと、本当に好みは人それぞれ違いますよね。

人それぞれ好みが違うからこそ”個性という面白さ”があり、それを実現出来ている時点で、それはもう本当に幸せな事なのだと思います。

昭和の古い学校教育システムの右へ倣え(ならえ)ではないですが、

自由な発想と考えを潰しかねない”個性をつぶす行為” = 人のカスタムや好みにケチをつける行為が1番良くない事ではないか?と個人的には悲しく思ってしまいます…

でも、ハーレーのカスタムには1台1台違う車両と言いますか、

それこそ、先ほどのスポーツスターやツインカムにキックペダルのキットをつけるカスタム自体が、まさに、きちんと”オリジナル路線を突っ切る自分らしさの個性”というものですよね!

そして、このようにキックペダル装着1つとっても話題が尽きないのもハーレーの醍醐味であるのだと思います(笑)

これこそが、まさにハーレーの魅力の1つでもあり、楽しさでもあるのだと思います。

これは間違いなさそうです。

このように古いハーレーだけに留まらず、ハーレー全般において「キックスタート(キック始動)」が、とにかく大人気です。

歴代ハーレーのキックの重さと軽さ加減について(レベル別)

エボリューション以降は圧縮比(エンジン内の空気圧力)がスゴイのでキックが重たく踏み込むのも一苦労になります。

ショベルヘッド後期(1340cc)から、その傾向が高くキックが、とても重く感じます。

逆に最終パンヘッド時代までは純正でキック始動が当たり前の時代だったので、とても軽々キックする事ができます。

フラットヘッド(サイドバルブ)になりますと国産単気筒、原付き並のキックの軽さになっています。

キックの重さ加減をレベルで表現しますと、

・レベル1.フラットヘッド(サイドバルブ)

・キックの重さ:★☆☆☆☆☆☆

 スーパーカブ並に軽すぎます。小学生でもかけられます。

・レベル2.ナックルヘッド、パンヘッド

・キックの重さ:★★☆☆☆☆☆

これもまだ全然楽々です。

・レベル3.ショベルヘッド前期

・キックの重さ:★★★☆☆☆☆

 ここから並になるのですが、ショベル後期の重いキックに慣れていると全然軽く感じます。

・レベル4.ショベルヘッド後期

・キックの重さ:★★★★☆☆☆

この辺りからOH直後のエンジンになると妙に重くキック始動が一苦労に感じてきます。

・レベル5.エボリューション(ビッグツイン)& スポーツスター(883cc/1200cc)

・キックの重さ:★★★★★☆☆

毎回キックするのが面倒になってくるレベルになります。

・レベル6.ツインカム(TC88/TC96)

・キックの重さ:★★★★★★☆

重すぎっていうレベルじゃねぇぞ並に素直にスゴイレベルになります。

・レベル7.ミルウォーキーエイト(M8)

・キックの重さ:★★★★★★★

 まだキックキットも出ていないので分からない所ではありますが、ツインカム以上になる事は間違いなさそうです。

しかし、ツインカム以上になるとキックが硬く重すぎますので、もう体感的な違いはないかもしれません。

こうして比較してみますと…?

やはり純正でキックスタート(キックペダル)が採用されていただけあると言いますか?

キック始動でエンジンをかけるのが当たり前だった時代の

・サイドバルブ

・ナックルヘッド

・パンヘッド(1932年~1964年)までは

キック自体が非常に軽くてエンジンがかかりやすい仕組みと構造になっているという事がよく分かりますね。

古いハーレーで良く言われるエンジンをかけるための「儀式」って何なの?

なぜ古いハーレーではエンジンを始動させるために

1.加速ポンプで燃料(ガソリン)を送る必要があります。

加速ポンプ = アクセル/スロットルをひねってガソリンをエンジンに送る行為を言います。

2.空キック(キックペダルを踏む)をする必要があります。

空キック = メイン&イグニッションスイッチをOFF = 鍵のキーをOFFの状態のままキックをする行為を言います。

わざわざエンジンを始動させるためだけに、

なぜハーレー特有の不思議な儀式をする必要があるのか?

とても気になりますよね。

最新のバイクや車であればヒューエルインジェクション(FI)になっています。

電子制御による構造と仕組みで動いているために気温/湿度も全てコンピューターが自動的に察知して最適化してくれますので、ボタン1つで簡単に楽々エンジンが掛かる仕組みになっています。

このFIは、オートチョーク機能といって真冬の寒い時にエンジンをかかりやすくするために気温/湿度に応じてガソリンの量(濃さ/薄さ)を自動的にON/OFFで調整してくれるんです。本当に凄い進化ですよね。

古いハーレーにおいてのみ始動時に儀式をしなければ、基本的にはエンジンがかからないので、ややこしいですよね。

私も最初は、

・なぜ空キックをしなければいけないのか?

・なんでスロットル/アクセルを回してガソリンを送らなければいけないのか?

といった意味がよく分かりませんでしたので、詳しく解説させていただきますね。

まず車体右から見て2つあるV型エンジンのド真ん中の上に付いているキャブレターと言われるガソリンを貯めておく装置には加速ポンプという機能がついています。

加速ポンプからガソリンをエンジンに送る必要があります。

この時に、きちんとガソリンの匂いや空キックをする事でプシュ~っといった音がします。この音がしたらガソリンがエンジンに吸い込まれて流れている証拠になります。

古いバイクはアクセル(スロットル)をひねりますと、このキャブレターからエンジンに向かってガソリンが飛び出ます。これを加速ポンプといいます。

ハーレーはリッター(1000cc = 1L)を超える大排気量エンジンになりますので、冷間時の始動においては、この加速ポンプでガソリンを送らないとエンジンがかからない仕組みになっています。

この加速ポンプ機能がないキャブレターは、どうなるんだ?と疑問に思いますが、空キック(キーをOFFのままでキック)をする事でエンジン内にガソリンを吸い込ませるために必要になります。

そのために古いハーレーでエンジンをかける際に「空キック」と言われる儀式が必要になります。

なんで、わざわざ大変な「キック始動」にカスタムするのさ?(メリット)

最初は自分も本当に意味が分からなかったのですが、どう考えてもセルボタン1つで簡単に楽々エンジンをかけた方が明らかに合理的ですよね。

なんでわざわざ面倒で大変な思いをしなくてはいけないんだ!っとなるのが普通だと思います。

これには大きな理由が2つあります。

1.大排気量エンジンをキックでかけるのが「格好良い」&「達成感」を感じられます。

見栄え的なカッコイイ!という単純な理由だけではないのです。

何よりも「自分の力でエンジンが掛かった!」といった昔ながらのアナログ的なやり方を体験する事に最大の意味と達成感を感じるのだと思います。

今流行のキャンプではないですが、まさに自分の力でエンジンをかける”火起こし”ですね!

何らかのトラブルによりキックでエンジンが始動しないと嫌になる事も多々あるのですが、苦労の末にエンジンがかかった時が”何よりも至福の瞬間であり、最高の達成感”が感じられます。

ミニ四駆のように”自分で手で組み立てて改造したりした後”に”走った姿を見るといった達成感”ではないですが、自分のショベルヘッドを修理して直して乗った時の達成感は何者にも変えられません。

これが例えば、プラグ交換やバッテリー交換といった簡単な事であってもです。

特にトラブルの原因追求に散々苦労した後だったりすると、それはもう最高ですね。

個人的にはエンジンをかける姿のカッコ良さなんて事よりも自分で火を入れた=エンジンが掛かったといった「達成感」に圧倒的な軍配が上がります。

最初はいくつかの事が原因で本当にエンジンが全然始動しなくて、尚且、キック始動が面倒で乗る度に嫌な気持ちになると思うのですが、人間は不思議な生き物でして自然と慣れてしまうと思います。

これも普通に考えると明らかにおかしな話になってくるのですが、あえて時代の逆をいって、より古くして乗りづらくするのもハーレーカスタムの魅力になっています。

普通は少しでも乗りやすくするために楽をしたりパワーアップするために日々バージョンアップのチューンアップ=性能アップを重ねるものだと思います。そこにお金をつぎ込みますね。

しかし、ハーレーの世界においてはダウングレードのデチューン(性能を低下させる行為)をして、あえて乗りづらい方向へお金を注ぎ込みます。

これも一見すると不思議だと思われがちなのですが、1番の理由としては見た目が大きく関係しています。

カスタムバイクのジレンマとして、

・格好良いバイクは「とにかく乗りづらい」です(こればかりは仕方がありません)

逆に

・乗りやすいバイクは「見た目に魅力を感じない事が多い」と言われていますね。

カッコ良さを追求しつつ、乗りやすさを損なわない究極なバランスを考えているカスタムショップ屋さんは素晴らしいと思っています。

しかし、何かこう上手くいかないものなのか?と思いますよね。

多くの方が求めているのは

・”見た目は昔ながらのノスタルジックなデザインと雰囲気”

で、

・”中身は最新の壊れない車両”は出ないのかな?

と思うかもしれません。

それが最近、色々な物でも主流になりつつあるリメイク作品ではないですが、バイクではネオクラシックと言われているカスタムとジャンルもありますね!

十分カッコ良いのですが、人によっては少し何かが違うような気がしているとも賛否両論もありますね。

これは、昔の車両を見慣れてきたり、じっくり細部に渡って車両を見ると大変分かりやすいです。

やはり最新車両を無理やり古いバイクのようにカスタムしてパーツを取付けますとゴツゴツした元のフレーム部分だったりが余計に目立ってしまい全体のバランスが崩れてしまう事が原因だと思います。

とても分かりやすい例が”リジッドフレーム”と”ソフテイルのフレーム”ですね。

リジッドフレームは真っ直ぐ綺麗な曲線なのですが、ソフテイルのフレームではシートが取り付けられている少し後ろの部分がゴツゴツ目立ってしまいます。

こればかりは根本的にどうにも出来ない問題がありますので仕方がないのだと思います。

そんな悩みを持っていらっしゃる方にはショベルヘッド以前の車両でも見た目は古い状態のままで、中身だけを最新のパーツを使用して壊れづらくする事も実現可能になってしまうのが最大の魅力で面白い所であります。

2.余計な故障トラブルがなくなる最大のメリットがあります。

セルを搭載しない事で余計な物(配線や部品)がなくなります。

これによりキック始動オンリーの配線だけで済みますので、非常にシンプル化されて余計なトラブルがなくなります。

多少のバッテリー上がりのトラブルに遭ってもセルによる余計な電力を消費しないので、エンジンをかけられるといった最大のメリットがあります。

セルモーター一体型は重たいので軽量化されるのも嬉しく魅力的ですね。

そして、何よりも実際にトラブルや故障にあった際には、どこに根本的な原因があるのか?といった原因を1つ1つ疑って探していきながら特定する行為が本当に一番難しいです。

特にセルモーターを装着された車両で配線関係が一切整理されておらず、ごちゃごちゃだった日には、それはもう大変です。

その点キック始動オンリーになる事で、どんなにごちゃごちゃな配線でも全体の構造がシンプルになっておりますので、原因の特定も判明しやすくなりますので解決までの道のりも早いです。

余計な部品と故障リスクから回避する事が出来まして、トラブル時の対応も軽減されるのが何よりも最大の魅力であるのだと思います。

キック始動オンリーだと、どんな事が大変になるの?(デメリット)

1.アイドリング中や走行中に関わらず「エンスト」した時に困ったちゃん状態になってしまいます。

大きな幹線道路や国道や県道、市道に関わらず、道路に一歩でも出て何らかの理由でエンストした時ですね(笑)

特に後続車がいる状況にて「信号待ち」や「大きな交差点(右折専用車線)」でエンストした日には、それはもう最悪な状況です。

その場で落ち着いてエンジンをかけても良いのですが、多くの方は後続車の迷惑にならないように…と道路端や歩道まで押して歩いていきながらエンジンを再始動させている方が多いと思います。

エンストしてしまった原因にも様々ありましてクラッチ操作によるミスだったら全然問題ないのですが、アイドリングが安定しない故障やトラブルに関係するエンストだった日には参ってしまいますね。

車体から降りて押して歩こうとしているにも関わらず無意味にクラクションを鳴らしてきた車がいたりと…私も散々な目に遭って色々と経験してきましたので、とても皆様の気持ちが分かります。

それに加えて、その場で再始動出来ないトラブルが発生したりすると大排気量エンジンのキック始動オンリーがしんどくなりまして、もう本当に手放したくなる気持ちになります。

というよりも安心・安定してバイクに乗れないのが、もっとも嫌な気持ちになってしまいます。

これが最大のデメリットだと思っております。

しかしながら、こういった時こそ落ち着いて冷静な行動をする事が大切となります。

とは言いつつも、これが本当に難しいのですよね。

いざ、そんな状況になったら、どんなに慣れている方でも絶好調だっただけに慌てずにはいられないと思います。

なぜなら、このようなトラブルは忘れた頃に、突然やってくるからなのです。

よくありがちな燃料コックON忘れとかだったら気が楽になるのですが、何らかのトラブルだったら非常に厄介です。

そして、嫌な事はさっさと水に流すために帰宅して就寝(おねんね)して忘れてしまう事です。

本当に睡眠と時間の力は計り知れないです。

そうする事で次の日の朝になると、また少しでも気が変わっていると思います(笑)

少なくとも最悪な状況ではなくなりますので、冷静な判断が出来るようになります。

これが”ショベルヘッドを維持していくための最大の秘訣”になります。

続きまして

2.真冬の朝一/夏の暖気後/季節問わず、キック始動で「エンジンがかかりづらい」といった方です。

こちらはショベルヘッドに乗っていれば、よくありがちなアルアルですね。

このすぐ後でも詳しく説明させて頂いているのですが、とても重要な内容になりますので、先に何度もx2繰り返し申し上げておきます。

調子が良い車両であれば、朝一の始動から出先の再始動はキック始動オンリーでも苦労せず、すんなり国産車両並にエンジンが掛かるのが普通になります。

詳しくショベルヘッドまとめメモ帳」にて解説している”正しい手順 x 最強対策”をすればどうにでもなりますので、正直デメリットに値しないと自信を持って申し上げられます。

キック始動の方法と手順(エンジンのかけ方のコツとは?)

ショベルヘッド/エボ/ツインカム(TC88)/スポーツスターに大人気のSUキャブ/Eキャブ/CVキャブレター/ミクニHSR42/HS40/FCRは基本的に似たような同じ手順と儀式になります。

キャブレターの種類によって下記3点の内容だけが異なる程度になります。

1.加速ポンプの回数

2.アイドリングスクリューの回転数

3.エンリッチナー(チョーク)の出る量

基本的にキックスタートによるエンジンの始動手順/方法は共通で普通にかかります。

ケイヒンバタフライ / リンカート / チョークが付いていないBキャブの3点においては若干だけ始動手順と方法が異なります。

Bキャブはケイヒンバタフライの加速ポンプなしVerの始動方法と思えばOKです。エアクリーナーがついていないファンネル仕様の方は手で塞ぐか何か塞ぐ物を用意した方が始動しやすいです。

ケイヒンバタフライキャブレターのキックスタート始動手順(エンジンのかけ方と方法)

リンカートキャブのキックスタート始動手順(エンジンのかけ方と方法)

今回はショベルヘッド/パンヘッド/エボ/ツインカム/スポーツスターで、

もっと装着率が高い一般的に人気なキャブレター(SUキャブ/Eキャブ/CVキャブレター/ミクニHSR42/HS40/FCR)の方で解説させて頂きますね。

・加速ポンプでガソリンをエンジンに送ってから「時間を置く事が大切」になります。

車体右から見て2つあるV型エンジンのド真ん中の上に付いているキャブレターと言われる装置の加速ポンプからガソリンがでます。

キャブレター = ガソリンタンクとエンジンの間にある架け橋のような存在になります。

一定容量までガソリンを貯めておきエンジンにガソリンを送り込んでバイクを始動&動かすために、とても大切な装置になります。キャブの一番の仕事は、エンジンを始動しやすくするためにガソリンと空気の割合を調整してくれる役割があります。

古いバイクはアクセル(スロットル)をひねりますと、このキャブレターからエンジンに向かってガソリンが飛び出ます。

アクセルを勢いよく普通にひねる度にキャブレターから見える黄色い小さな棒の部分からガソリンがエンジンに向かって水鉄砲のように飛び出す仕組みになっています。

ハーレーはリッター(1000cc=1L)を超える大排気量エンジンになりますので、冷間時の始動においては、この加速ポンプでガソリンを送らないとエンジンがかからない仕組みになっています。

この加速ポンプ機能がないキャブレターは、どうなるんだ?と疑問に思いますね。

チョーク/エンリッチナー(燃料を増やす機能)にて空キック(キーをOFFのままでキック)をする事でエンジン内にガソリンを吸い込ませるために必要になります。

そのために古いハーレーでエンジンをかける際に「空キック」と言われる儀式が必要になります。

#. アイドリングスクリューを「1回転」だけ時計回りに締めます(アイドルくん)

始動時のみ暖気後の標準位置から1回転だけ時計回しに締めます。

分からなくなりましたら、アイドルスクリューの先端にあるネジ山がスロットルにあたった位置から3回転だけ時計回りに締めればOKです。

アイドルスクリュー1つとってもエンジンが始動しづらくなる事が分かっております。

一定以上、緩めすぎるとエンジンがまったく始動しなくなる事も過去の実験で判明しておりますので要注意です。

ショベルヘッドまとめメモ帳で詳しく解説しておりますが、このアイドルスクリューの回転数も把握していない方は要必見ですね。

#. アイドリングスクリューを「1回転」だけ時計回りに締めます(アイドルくん)

始動時のみ暖気後の標準位置から1回転だけ時計回しに締めます。

分からなくなりましたら、アイドルスクリューがねじ山にあたった位置から3回転回せばOKです。

アイドルスクリュー1つとってもエンジンが始動しづらくなる事が分かっております。

一定以上、緩めすぎるとエンジンがまったく始動しなくなる事も過去の実験で判明しておりますので要注意です。

ショベルヘッドまとめメモ帳で詳しく解説しておりますが、このアイドルスクリューの回転数も把握していない方は要必見ですね。

#. チョーク(エンリッチナー)について

ベストセッティングの場合に限り、冬~真冬はチョークを全開に引きます。

春・秋の肌寒い季節の時も同様に始動時のみチョークが必要になります。

春・夏・秋の暖かい気温/湿度の時はチョークは一切不要になります。

上記がベストセッティングによる正常のチョークの使い方になります。

購入時のまま何も変更していない方は春・夏・秋・冬でチョークを引く必要があります。

これは元々CVキャブレターの純正セッティングのままでは薄い状態に調整されているからです。

空気に対してガソリンの量が少ない状態で物凄く薄いセッティングに調整されています。

チョークとエンリッチナーはキャブの種類によって動作と役割が異なります。

・チョーク = キャブの蓋を完全に閉じて空気を塞ぐ事でガソリンを濃くしてエンジンを始動しやすくしています。

・エンリッチナー = ガソリンの量を多く増やす事で濃くしてエンジンをかかりやすくしています。

1.アクセルを煽る作業(加速ポンプ or SUのティクラー)で燃料をエンジンへ送ります。

キックスタートにおいての加速ポンプの回数は「5回~20回」になります。

セル始動の方は加速ポンプを少なめの「3回~5回」でOKです。

もしくは、加速ポンプなしのチョークをONのまま始動する方法でもOKです。

セル始動の場合、クランク(エンジン下部に入っている図太い円盤みたいな物)を物凄い勢いで回して回転してくれる一方で、キック始動の場合はクランクが全然回転しないので加速ポンプを送って濃くする必要があります。

そのため、キック始動の方は必ず加速ポンプを送る必要があります。

真夏においてはキック始動の方でもチョークのみでも始動させる事は可能になります。

2.空キックを2~3回した後は待機です。

ハーレーのキックペダル装着車両は車種問わず、必ず空キックが必要になります。

この時に、きちんとガソリンの匂いや空キックをする事でプシュ~っといった音がします。

この音がしたらガソリンがエンジンに吸い込まれて流れている証拠になります。

セル始動の方は、この儀式は不要になります。

<エンジンの始動性が悪いという方へ>

ここでガソリンと空気が混ざるのを待つ事が何よりも重要になります。

特に寒い時期は時間を置く事が何よりも大切になります(30秒~)

暖かい気温/湿度の時は待つ必要はありません。

参考までに当方では真冬でも待つ必要はなく常に一発で始動しております。

3.本キックです。

エンジンが始動しづらい方は空キック後に「最低30秒以上~理想は数分」は待ちたい所です。

これはガソリンが気化(蒸発)して空気と混ざり合うのを待って、極限までにエンジンがかかりやすい状態まで待つ事に最大の意味があります。

特に冬は寒さの影響でガソリンが蒸発されるのが非常に遅く時間が掛かります。

空キックをする目的はエンジンの中にガソリンを吸わせるために必要になります。

キャブレターから送られてきたガソリンをエンジン内へ空気と一緒に運ぶために行います。

他にもエンジン内の古いガソリンを乾かしたり、汚い空気を排出する目的もあります。

エンジン内では吸入(ガソリンと空気の吸い込み)と排出(不要なガソリンと汚い空気の排出)が同時に行われているからなのです。

・キックをする回数 & セルスイッチ/ボタンを押す回数について

理想は「3回以内(最大5回~7回)」まで本キックをして始動しなければ、キーをOFFにして最初からやり直して下さい。

特にセル始動の方はバッテリーが上がりやすいですので、セルボタンは「最大3回」までがベストですね。

それ以上はバッテリー&点火パーツに負担を与えるだけですので、一旦、休憩する事をおすすめいたします。

これはキーをON状態のまま永遠にキックを繰り返す事で、点火装置システムやイグニッションコイルに大ダメージを与えて余計にエンジンが始動しなくなってしまうからです。

点火装置システム = エンジンを始動させるために必要なパーツ = ダイナS/ダイナ2000i/ポイント点火&コンデンサー

イグニッションコイル = 電気の力を変換してプラグに火をつける部品になります。

点火装置やイグニッションコイルには電源をONにした瞬間から常にバッテリー経由で電気が流れた状態になってしまう事で負担になり、結果的に寿命を縮めてしまう恐れがあります。

これによりバッテリー上がりといった単純な故障だけではなく、点火系統パーツに多大なる負担を与えて故障してしまいます。

むやみに何度もx2セルボタンを押し続けたり、キックスタートを繰り返す事で原因が分からなくなるだけではなく余計なトラブルや故障を招いてしまうという事なのです。

こうなったら最悪な状況 = 悪循環に陥ってしまいまして、最終的に何が原因でエンジンが始動しなくなったのか?迷宮入りして余計に原因が分からなくなってしまうからなのです。

要は、ずっとメインスイッチ(イグニッションスイッチ/IGN)/キーをONのままの状態にしておいたら、よくありがちなバッテリー上がりの他に余計なトラブルや故障を招いてしまうという事なのです。

トラブルや故障で、もっとも恐ろしい事は原因が分からなくなってしまうという事なのです。この原因探しが一番難易度が高い作業と言っても過言ではありません。

じゃあ、どうすればよいのか?

キーをONにしたら素早くエンジンを始動すればOKです。

もしも、本キックを3回(最大5回~7回)・セルボタンを最大3回まで押してもエンジンがかからなかったり始動しなかったら人間と一緒です。

一旦、メインスイッチ(イグニッションスイッチ)/キーをOFFにしてから休憩をいれて下さい。

一休みしてバイクや車も休ませてあげる事が何よりも大切になります。

これが「バッテリー上がり」と「余計なトラブルや故障に遭わないため」の”最大の秘訣と対策”になります。

もう1つだけアドバイスとしましては、自動車やバイクも基本の原理と言いますか、仕組みと構造は人間と一緒だとイメージして頂ければ分かりやすいと思います。

エンジンオイルは「人間で言う所の血液」で、エンジンは「心臓」と言われている通りですね。

話は戻りまして

当方では真冬の朝一始動でも常に「一発始動」になります。

どんな状況であれ、キーONの1発目で反応がなければ、そのまま2発目の本キックでは必ずエンジンが安定してかかっております。

1月・2月の真冬(0度の状況)でも当たり前になっていますが、基本的に99%は1発目の本キックで始動となります。

過去にキック始動で大変苦戦した苦い思い出がありまして徹底的に試行錯誤の実験をしてからは「3回以上」の本キックする事はトラブルや何らかの故障による不調以外では一切ない事も実験結果から判明しております。

基本的に数発以内の始動であれば許容範囲だと思いますが、あまりにもエンジンの始動性が悪いバイクには絶対に何らかの原因があります。

マグネトー点火(バッテリーがない車両)であれば十分ありえるかもしれないのですが、腕の良いショップになりますとマグネトー仕様ですらバッテリー点火並に、あっさり始動させる優良ショップだってあります。

当然、出先での暖気後の再始動も必ず「一発始動」になります。

これはセッティングは当然なのですが、季節(気温&湿度)と時間が大きく関係してきます。

経過時間によって加速ポンプや空キックを使い分ける必要がありますので、詳しくは「ショベルヘッドまとめメモ帳」で解説しております!

正常の車両であれば季節問わず、「1回目」or「2回目」の本キックで必ずエンジンが始動します。

何度も繰り返して大変恐縮なのですが、当方ではキック始動オンリーになりますが、真冬のみならず春夏秋冬の季節問わず、常に本キック1回、2回で必ず始動しております。

このようにショベルヘッドであっても国産車両並に、あっさり始動する事ができなければ乗ること自体が億劫になってしまい結局、乗らなくなって手放すパターンになってしまうのがオチだからなのです。

エンジン始動時の大切なポイントとアドバイス

・ガソリンコック(燃料コック)をONに瞬間に「ガソリン漏れ」していないかを必ずチェックして下さい。

・キャブレターを正面から見て真下にフロートと言われる物があります。フロートは一定量のガソリンを貯めておく事ができます。

・このフロート部分の溝からガソリンが漏れる事を「オーバーフロー(キャブレターの隙間からガソリン漏れした!」と言います。

キャブのオーバーフロートラブル解決策と対処方法

・キャブレターは非常に燃えやすく火事になりやすいので、必ず始動前にオーバーフロー(ガソリン漏れ)を要チェックです。

・バックファイヤー(キャブ側からの吹き返し/ パスッ、プスッ、クシュッ、プシュッ、パンッといったクシャミ/息継ぎ/火が出る症状)によりガソリンに引火して火事になります。

バックファイヤー&アフターファイヤー症状と原因まとめ(マフラー/キャブレター/トラブル/故障)

・SUキャブレターの方はフロート部分以外(真下)以外にティクラーポンプ(手でガソリンを押す場所)からもガソリンが漏れ出しますので要チェックです。

・当方はキャブレターが原因で一歩間違えれば車体のみならずに家ごと丸焼きになるくらいの大惨事の火事一歩手前を経験しております。

・火と言いますのは一瞬、数秒もしない内に見る見る全体に燃え上がりますので、実際にめのあたりにして一度でも経験したら、あの恐怖は二度と忘れられないです(尿路結石&虫歯の最強Verの痛み並に二度と経験したくないくらいです)

・必ずサイドスタンドをかけた状態でアクセルを煽ります(水平のままですと火を吹きますので危険です)

・アイドリングスクリュー(アイドル君)を約一回転回してからキーをONにしてアクセルは開かないでキックします。こちらはキャブレターの種類ごとによって異なります(ショベルヘッドまとめメモ帳にて解説)

・始動してもアクセルは開けずに「チョーク/エンリッチナーの戻し」とアイドルスクリュー回転で維持します。

・これもセッティング次第なのですが、真冬で「数秒~数十秒」で全部戻しても大丈夫です。

・純正セッティングのままの方は最低30秒~1分の間はチョークONが必須でチョークを半分に戻す作業も必要になります。

・チョークONを最大1分間必要な方でしたら30秒でチョークを半分にして1分後にOFFにします。最大30秒の方でしたら15秒でチョークを半分にして30秒後にOFFといった感じで使い分けですね。

・当方のベストセッティングではエンジンが始動した瞬間に10秒もしない内にチョークを戻して、アイドリングスクリューで調整 or すぐに走り出せる感じです。

・通常このようなケースでは暖気後に濃いめのセッティングと思われがちなのですが、全然濃くありません。

・なぜならSJ(スロージェット)だけの調整ではないからなのです。SJ調整のみでしたら間違いなく暖気後に濃くなりすぎると思います。

・まさにベストセッティングとなっているのですが、個人的なベストセッティングは2種類あります。

・1つ目は真冬でもかかった瞬間にチョークを戻してOK。始動直後にキャブからパスッ、プスッ、クシュッ、プシュッ、パンッといったクシャミだったり吹き返し症状も一切なし。すぐに走り出しOK。

・2つ目は数秒~10秒以内に戻す感じになっている事が判明しております。ほんの少しだけ暖気と待機が必要になっています。

・甲乙つけがたいのですが、どちらとも、はっきりした三拍子を奏でて乗り心地もバッチリではあるのですが、神経質になって何度もx2検証を重ねた所、加速中の歯切れの良さの違い&暖気後に、ほんの少し気持ち程度だけ濃いくらいの違いになっております。

・前者が暖気後に気にならない分からないレベルで、ほんのちょっぴり濃い感じですね。

・どちらとも春・夏・秋・冬(真冬のキック始動含む)のベストセッティングを検証済みです。

・【重要】エンジンをかけやすくするための最大のコツと秘訣であります空キック時の「アクセル全開」or「アクセル全閉め」はキャブレターごとによって異なります。

・空キック時にアクセルを全閉だとエンジンが始動しやすいキャブは...etc

・空キック時にアクセルを全開だとエンジンが始動しやすいキャブは...etc

詳しくは【ハーレー全般で使える!】ショベルヘッドまとめメモ帳(困った時の故障&トラブルノウハウ集)にてキャブごとに解説しておりますので、ぜひご覧下さいませ。


↓「ショベル まとめメモ帳内容で安心・安定・優秀「CVキャブ大特集」をやりました!

当方と同じく真冬の朝一による冷間時において一発で始動させる方法や出先の暖気後の再始動を楽々エンジンをかけるための秘訣とコツを知りたいの方はぜひ「ショベルヘッドまとめメモ帳」をご覧下さいませ。

さらに詳しくエンジンが始動しやすくなるコツと秘訣&アドバイス(気温別/湿度別/春夏秋冬真冬の季節別/加速ポンプの回数/空キックの回数/アイドルスクリューの位置/チョーク有無/冷間時の始動/暖気後の再始動(経過時間含む)/キャブごとに空キック時のアクセル全開or全閉め)につきましては、

「ショベルヘッドまとめメモ帳」へ誰でも理解できるように1つ1つ分かりやすく簡単に解説しておりますので、ぜひご覧になって頂ければ幸いです。

ショベルヘッドに関わらず、スポーツスター、エボリューション(エボ)、ツインカム(TC88/TC96)、パンヘッド、ナックルヘッドにお乗りの方に向けたベストセッティング情報もご用意しましたので大変オススメでございます!

【重要】季節問わず&冬になると極端にキック始動でエンジンがかからない方は絶対に必見です!

1年を通して春・夏・秋・冬/真冬の季節問わず、

常にキック一発(基本1~2発)で、すぐに安定してエンジンがかからない方&毎回、始動時に苦戦されているハーレーのショベルヘッド乗りの方は絶対に必見でございます!

パンヘッド/エボ/ツインカム/スポーツスターのハーレー全般の車両にお乗りの方もぜひです!

特に「真冬の朝一による冷間時の始動」や「真夏による暖気後の再始動」ですね。

調子が良い車両であれば、朝一の始動から出先の再始動はキック始動オンリーでも苦労せず、すんなり国産車両並にエンジンがかかるのが普通になります。

当方ではキック始動の事を徹底的に試行錯誤して完璧な最強対策をしてからは数年間ず~~~~~~~~~っと「常に一発始動で安定」しております。

一番寒いとされる季節である「真冬による朝一の冷間時の始動」は当然の事、「真夏による暖気後の再始動」も含めて、全て安定して一発始動でございます。

逆に、どんな状況においても「常に一発(数発以内)」でエンジンがかからないと何らかの不調や問題を抱えている状態である事に間違いないという事が判明しております。

単純に数発以内でエンジンがかからない状態の時は何らかのトラブルがある状態と切り分け判断をしているくらい分かりやすい判別方法になっていますね。

特に真冬の朝一の始動に苦戦されている方が多い印象を受けるのですが、それはショベルヘッドにとって「ベストなかかりやすい対策」が出来ていないからなのです。

・エンジンを始動しやすくするための「最強対策」を知らない

優良対策パーツの組み合わせ+正しいエンジンのかけ方の儀式になります。

もしくは、

・単純な「整備不良の状態」

点火系パーツやエンジンが故障、または故障前兆の状態になります。

上記のいずれかが原因で間違いないと思います。

これは当方がキックしてかからなかった頃に実験と検証を踏まえて試行錯誤したので間違いないです。

当方が何度もx2 必死にキックしてかからなかった頃に実験と検証を踏まえて試行錯誤したので間違いないです。

ショベルヘッドを購入して間もない方やキックに不慣れな方で多いと思ったのが「真冬は朝一の冷間時」or 「夏は暖気後にかかりづらい症状」があると思います。

それ以外の方でもショベルヘッドをずっと所有しているにも関わらず、

春・夏・秋・冬の季節問わず、何度も何度も必死にキックを繰り返して、ようやくエンジンが掛かったりといった方やすぐにエンジンがかからない方も多い印象ですね。

私も本当に散々キック始動には手こずり頭を悩まされましたので、とても皆様の気持ちは良く分かります。

このような大変な経緯がございましたので、そのまま黙っている訳にはいかません。

いつもながら、こうなってくると自分の目で見て徹底的に研究と深入りして試さない訳がありません(笑)

その上で、きちんと批評と検証しなければ、よく世間で言われている

「ショベルヘッドはとにかくキック始動でエンジンがかかりづらい車両…」

という風潮を真に受けるだけで、ただ単に人の噂に流されて終わってしまいます。

それって本当なのかどうか?を検証もせずに決めつけるのは「本心から良くないな」と考えてしまいました。

何よりも良い結果に繋がれば、実はショベルヘッドは、こんなにも簡単にエンジンが掛かるんだ!っと誇れるくらいに自信を持った嬉しい気持ちになりますね。

さらにエンジンがかからずに悪戦苦闘されている方や手こずったり苦労されて困っている方の手助けにもなります!

当時は、いかにしてショベルヘッドをキック始動にて国産並にエンジンをかかりやすくするか?

本当に無我夢中でしたので、ケッチン(キックペダルの危険な跳ね返り)により出来てしまった消えない傷跡が足のスネに数カ所、未だに残ってしまっているくらいに検証しまくりました。

特にキャブレターの不調・点火系パーツ(エンジンを始動させるために必要な部品)の選択やエンジン系の故障や故障前兆の症状はエンジンのかかりが極端に悪くなりますね。

当方が過去に経験したエンジントラブルの一例としまして、

・エンジンがかかりやすい日 = ショベルヘッドでも常に一発始動でいつもの日常です。

 キック始動オンリーでも、いつもあっさり、すぐにスーパーカブレベル並の一発始動です。

しかし、非常にややこしいエンジントラブル修理になりますと

・エンジンがかかりづらい日 = 突然かかりが悪くなります。

もう一生かからないんじゃないくらいのレベルです。

まさかのエンジンが故障している事が原因とは思わなかったくらいに調子が良い日は絶好調だったりします。

単純なキャブレターや点火系パーツの故障やトラブルではなかったので、非常に参ってしまった経験がございます。

これはプロの方でさえも結果的にエンジンが原因だったという事を解明するまでに多大な時間が掛かり、これまでにない超レアケースの最高難易度のトラブルで驚かれているくらいでした。

このように当方では、かなり珍しいトラブルも沢山経験してきておりますので、試行錯誤と日々の検証を重ねて判明する事が出来ました。

ショベルヘッドを購入してから数年間は仕事もそっちのけで手がつかないくらい熱中した日々でした。頭の中は一種の依存症と中毒ではないですが、24時間ショベルヘッドの事ばかり考えていて一杯一杯でした。

そのお陰と言って良いと思うのですが、不運なのか?幸運なのか?人の数倍以上に濃厚で、とんでもないトラブル続きの連続でしたが、今となっては、とても良い経験が出来たと思っております。

購入して間もない頃の思い出ですが、正月早々から消防車2台+パトカー1台を呼ぶレベルの一歩間違えば、ショベルヘッドの全損はおろか人の家ごと全損になりかねない火事、火災による失敗トラブルは人生の中でも中々経験出来ないと思っております(笑)

今となっては人様の迷惑と大事に至らなかったので笑い話となっておりますが、

当時の心境としては、あまりの衝撃的な出来事と火の怖さにより購入して間もないのにショベルヘッドを手放そうかな…と真剣に悩んだくらいでしたね。

それでも手放さなかった所にショベルヘッドの最大の魅力があるのだと思っています。

よくバイク屋さんでは都合の良い言い訳の1つとして「車両によって癖や個体差が違う」とか言われますが、どんなショベルヘッドであっても基本的にはエンジンのかけ方が違う程の個体差なんてありませんでした。

これもしいて言うならば、特にエンジンの修理(OH=オーバーホール)をした直後の車両と、それなりに走行してアタリが出ている車両ではキャブレターのセッティングが明らかに変わってくるという事も当方の経験から判明しております。

アタリ = エンジン修理後に、それなりに走行して、ようやく本来の力が発揮出来る状態になった慣らし運転完了の事を言います。最新の車やバイクでは1000km走行した直後で、人間で言う所の準備運動の体操を終えた直後の状態を言います。

世の中に出回っているキャブレターのセッティング情報(燃調)は、ある程度の距離を走行したエンジンが落ち着いた状態の内容が多いのでOH直後の方は真に受けてはいけません。自分は何も知識がなかったので、世に出回っているキャブのセッティングをそのまま真に受けておりました(^^;)

キックの重さも徐々に軽くなっていきながら明らかに完全に軽くなっていった過程を肌として感じられる変化がありました。

一般的にエンジンをOH(オーバーホール)されている方は「キックの重さが変わる頃にキャブのセッティングに変化」が現れますので要必見です ローコンプと言われる低圧縮 = キックが軽い状態でOHされた車両は除きます)

この時に変化があった = アタリが出た

1.アタリが出る走行距離(フルOH後/腰上OH後、それぞれのkm)

2.アタリが出る直前と過程で具体的に判明した詳しい症状と内容(キックの重さ具合含む)

3.OH直後と落ち着いてアタリが出た車両のキャブセッティングは濃くすれば良いの?薄くすれば良いの?どちらが正しいの?...etc

これらの内容も忘れないためにも、きちんとまとめて記録として残しております。

エンジンを修理の腰上OHしたばかりの方やフルOHにて納車されたばかりの方でキック始動が重く感じてしまい渋く硬い方も絶対に参考にして頂けると思います。

私もエンジン修理後(OH後)、しばらくは本当にキックスタートが重くて大変苦戦した思い出があります。

キックが重いことの最大の弊害は、真冬においては朝一の冷間時のエンジンがかからない時と、真夏はエンスト時や暖気後の再始動の時に、つらいと感じましたね。

しかし、完全にアタリが出た車両といいますのは、ショベルヘッド本来の潜在能力が発揮すると同時にキックも軽くなって走りはパワフルで100%超絶・絶好調な状態になります。

実は、これらの内容は個人的にショベルに乗っていく上で、とてもx2 重要な内容ではないか?と思っています。

なぜならショップでの試乗は、せいぜい距離を稼いでも100~200kmしか試乗しないからですね。その後の判断はオーナー自身が判断しなければいけないので、意外と知られていないのだと思います。

以上の事から「個体差がある」なんていう事は都市伝説に過ぎませんでした。

特に冬が到来する時期になりますと極端にエンジンがかかりづらくなる事が多いですね。

冷間時による朝一のエンジン始動に大変苦戦されている方も多いのではないでしょうか?

一度でもエンジンが掛かれば暖気後は比較的始動しやすい方・暖気後にもかかりづらい方・色々なパターンの方がいらっしゃいますが、当方では全てのパターンを経験しております。

当然、全て試行錯誤の上、いかにしてエンジンを始動しやすくするために検証しましたので全て対策の上、1つ1つ分かりやすく解説しております。

具体的には冬が到来する11月中旬(寒い年は11月上旬)から1回目のエンジンがかかりづらい症状があります。

本格的な寒さになる12月下旬に第二波のエンジンがかかりづらい症状となったまま真冬の寒波が来る1月に第三波となって2月、3月と続き、4月の暖かくなる時期までキック始動オンリーの方は、とても苦戦されている方は多いと思います。

過去の当方が行った試行錯誤の実験では秋~冬~真冬にかけて(気温/湿度の状況によって)加速ポンプと空キックの回数を3度変更する必要がある事も判明しております。

ぜひ真冬や季節問わず(冷間時・暖気後に関わらず)にエンジン始動に苦戦されている方は「ショベルヘッドまとめメモ帳」を参考にして頂ければ嬉しく思っております。

これまで当方が色々なトラブルを経験した上で、いかにしてショベルのエンジンをキック始動で国産のカブ並に楽々安定して始動できるようになるのか?試行錯誤してきた対策一覧を参考にして頂ければ嬉しく思っております。

真冬でも朝一の始動がすんなり楽々「一発始動」なのでショベルに乗るのが全然億劫になりません!

当然ですが、出先でも常に一発始動です。

出先にて春夏秋冬の時間ごとの加速ポンプ有無や回数も分かりやすく解説しております。

逆に朝一の始動と出先で1発~2発でかからなければ、調子が悪い所があるくらいです。

そのくらいショベルヘッドと言いますのは、本来はかかりが良いのが当たり前で普通なんです。

<このような方におすすめの内容です!>

冬の朝一にエンジンが始動しづらい方 & 冬になると極端にかかりづらくなって苦労されている方

季節問わず「春・夏・秋」でもキック一発でかからない方(数発以内でエンジンがかからない方)

・前日まで絶好調だったのに突然、冷間時の始動性が悪くなった方

・特には当方も大変苦労した経験がありますので良く分かるのですが、絶対に何らかの不調の原因があります。

・解決するまでに5ヶ月間、毎日 x2 、試行錯誤を続けて原因が判明した経験があります。

今振り返りますと、この原因特定が過去にないくらいの最高難易度でエンジンの故障よりも、たちが悪いトラブルとなりましたが大変良い経験をする事ができました(大きな収穫がありました)

キック始動のコツが分からず、季節問わずスムーズにエンジンがかかりづらい方

出先の暖気後にエンジンがかかりづらくなる方

真冬でもキックで楽々一発でかけたい方やキックオンリーの方は絶対に必須です!

真冬でも春・夏・秋と同じ感覚でキック始動出来るようになります!

これらの方法と対策を知っているのと知らないのでは本当に「天と地の差」です。

真冬でもエンジンをかけやすくするための「コツ&ポイント(キック始動)」

もっともエンジンがかかりやすいベストな参考例

季節(気温&湿度)ごとの加速ポンプの量

アイドルスクリュー位置(冷間時にエンジンをかける位置/暖気後の位置/暖気後にかける位置)

出先での再始動方法のコツ(エンジンが中途半端に暖まっている時にかかりづらい方必見です)

・いつ頃からショベルのエンジンがかかりづらくなるの?チョークが必須になるの?

・空キックは何回必要なの?再始動時でも空キックは必要なの?アイドルスクリューの回転数は?

・「気温」「湿度」「季節」ごとにエンジンのかかりやすさの判断目安と分かれ目をまとめております。

・実験と検証の結果、1つの気温と湿度が大きな目安となっている事が判明しております。

・この目安から対策をしておかないとエンジンは、とてもかかりづらくなります。

・改めて気温(湿度)・季節別に「加速ポンプの回数」と「空キックの回数」も更新しておりますので、ぜひご覧下さいませ。

・春夏秋(通常)のエンジンのかけ方について

・冬のキック始動によるエンジンのかけ方について

・真冬のキック始動によるエンジンのかけ方について

・5月上旬以降~10月下旬(暖かい春秋)のエンジンのかけ方について

・3月/4月/10月/11月(肌寒い春秋)のエンジンのかけ方について

・11月~12月下旬(冬)のエンジンのかけ方について

・12月下旬~1月/2月/3月(真冬)のエンジンのかけ方について

・真冬のエンジン始動実験について【真冬の寒波が来ている12月下旬~2月の最低気温-3度~0度/最高気温3度~5度(湿度20%)の始動実験】

・暖気後の再始動時による「加速ポンプの回数」と「空キックの回数」も追加しております。

・外出先で暖気後にスムーズに再始動するための「加速ポンプが必要になる時間と回数の実験」と「空キック有無(回数)」も追加しております。

・【キャブの種類別にご用意!】エンジンをかかりやすくするための「空キック時のアクセル全開」or「アクセル全閉め」を解説!

・スロットル(アクセル)を「全閉め状態のまま空キック」が正しい手順のキャブレター一覧

・スロットル(アクセル)を「全開状態のまま空キック」が必要になるキャブレター一覧

・対応キャブレターの種類:ケイヒンバタフライ・CVキャブ・SUキャブ・HS40・HSR・FCR・Eキャブ・Bキャブ・デロルト・リンカート・ツースロート・Lキャブにおいて

・キャブの種類ごとにエンジンをかける際(かかりやすくするため)の空キック時に「アクセル全開」or「アクセル全閉め」のどちらが正しいかを分類した上で詳しく解説させて頂きました。

・他にもエンジンをかける際に「チョーク & エンリッチナーの基本的な解説と違い・ONにするタイミング」「アイドルスクリューを高めるタイミング」「CV & SUキャブにおいてはアクセル全開・全閉めのかかり具合に変化(効果)があるかどうか?の検証」...etc

上記の内容を含めて1つ1つ分かりやすく解説させて頂いておりますので、ぜひエンジンをかける際の参考にして頂ければ嬉しく思います!

冬が到来する11月中旬(寒い年は11月上旬)から1回目のエンジンがかかりづらい症状があります。

次に本格的な寒さになる12月下旬に第二波のエンジンがかかりづらい症状のまま

真冬の1月、2月、3月と続き、4月の暖かくなる時期までキック始動オンリーの方は、とても苦戦されている方は多いと思います。

もうエンジンがかかりづらいというだけで一苦労なので、ショベルに乗るのが億劫になってしまうんですよね。とてもx2 皆様の気持ちがよく分かります。

さらに購入したばかりの方は乗るのが緊張から恐怖に変わってくるんですよね。そして、さらなる追い打ちとして運良く掛かった後にエンストやれトラブルに遭おうものなら手放してやる!っていう気持ちになってしまうのもショベルヘッドであります。

私も購入して全然知識なかった頃に”キック始動のコツ”である「ガソリン(加速ポンプ)を送る回数」「空キックの回数」「アイドルスクリューの位置」と「エンジンのかかりやすいベストな対策」が全然分かりませんでしたね。

何度もやみくもに一生懸命キックをしているだけで、特に冬場においては始動するだけで10分、20分は当たり前で30分以上、毎回乗る度に苦戦していた経験がございました。

エンジンがかかりづらい原因と言いますのは「ガソリンの送る回数」「空キックの回数」「アイドルスクリュー位置(回転数)」以外にも様々な原因がございます。

その中でも特に「エンジンがかかりやすいベストな対策」が1番重要で大切になっています。

ショベルヘッドのエンジンをかかりやすくするための対策を徹底的に細かく解説しております!

真冬でも、あっさり始動させるために必要になる内容 & 当方がこれまで色々と試行錯誤した経験を含めて、一番かかりやすい方法を誰でも理解出来るように分かりやすくまとめて解説しております!

春・夏・秋・冬の季節 & 気温ごとに必要なガソリンの送る回数も追加してあります。

アイドルスクリューの回転数も始動に大きく関係してきますので解説してあります。

これらの知識を身に着けておけば、真冬のキック始動の方でも苦戦する事なく一番寒いと言われる真冬(2月下旬)でも苦戦する事なく当方と同じく「楽々一発始動」を手に入れられます!

参考までに当方は11月下旬~真冬の2月(気温一桁の4度以下)でも「キック始動オンリーにて全然苦戦する事なく、セル並み&夏同様にあっさり一発始動」を手に入れています。

真冬の凍えるような寒い気温一桁でも春・夏・秋と同じ感覚で始動出来ています。

「ショベルヘッドを購入したばかりの方」から「始動方法に悩んでいる方」や「毎回始動に苦戦されている方」は、ぜひ国産並みにキックで、すぐにエンジンがかかりやすくするために参考になさって頂けると嬉しく思います!

当方ではショベルヘッドを普段使いとして乗っておりますので「乗りたいと思った時に、すぐエンジンをかけて乗り出せなければ、本当に嫌だった」という理由だけでキック始動の儀式において神経質以上に試行錯誤いたしました。

世の中に一方通行だけで流れている噂の

・なぜゆえに古い昔のハーレーはエンジン始動に苦戦するの?

・キック始動はエンジンがかかりづらい?かけづらい?

・車両によって癖や個体差がある?

果たして、それって本当に真実なのか?噂が独り歩きしているだけではないのか?といった事を自分の目と経験で検証して確かめてみたかったという経緯がありました。

まともにエンジンが始動しやすい方法をプロのバイク屋さんですら教えてもらう事が出来ず、誰も検証していなかった事もありまして、

購入したばかりの頃に毎回、何十回、何百回とキックしても全然エンジンがかからなかった経緯 (いざ本当のトラブルになった時にかからない原因が分からなくなってしまうのが一番困ってしまいます)となんで乗りたい時に、すぐ乗れずに苦労しなければならないんだっ!

この悔しい気持ちと想いが1番の理由でしたね。

もう、こうなってくると自分の目で見て徹底的に研究と深入りして試さない訳がありません(笑)

その上で、きちんと批評しなければ、ただ単に人の噂に流されてしまうだけですので、「本心から良くないな」と考えてしまいました。

何よりもダメ元でも行動して、例え失敗に終わったとしましても、それだけで、もう満足出来ます(笑)

そして、良い結果に繋がればハッピーな気持ちになりますね。結果的にハッピーな状態になりました!

CVキャブの事を徹底的に検証した時も同じだったのですが、ショベルのエンジンのかかりやすさとキック始動の儀式においても「ここまでやるかぁ~?」っと言われるくらいまでに、とことん夢中になって徹底的に検証してハマってしまった経緯がございました。

CVキャブレターの魅力とベストセッティング&三拍子の燃調方法【安心/安定/最高!】

私のように興味を示した物事に対して神経質以上の執着心を持って深入りするタイプは絶対に些細な出来事であっても、このようにエンジンがかかりづらいといった事は見逃したりはできません。

なぜなら私のような、せっかちタイプの人間は後々の事を考えると絶対に乗るのが億劫になって嫌になって手放してしまうからなんです。

個人的に、ついつい何事も深入りしてしまうタイプなのですが、ショベルヘッドのエンジンのかかりやすさとキック始動の事が良く知れたので結果的に本当に良かったです!

キック始動オンリーにて簡単にエンジンをかかりやすくするための最強対策と、ここに至るまでの道のりは本当に険しく長かったです。

皆様には同じ苦労をしてもらいたくなく”ショベルヘッドの攻略本代わり”として、ぜひ「ショベルヘッドまとめメモ帳」を手に入れて楽しいハーレーライフを送って頂ければ本当に嬉しく思っております。

詳しい内容につきましては、ぜひ下記のハーレー内容をまとめたメモ帳をご覧下さいませ。

【ハーレー全般で使える!】ショベルヘッドまとめメモ帳(困った時の故障&トラブルノウハウ集

誰が見ても理解出来るように1つ1つ項目別に丁寧に分かりやすく解説した初心者向けの詳しい内容となっておりますので、他の解説や整備本で分からなかった方でも絶対に理解出来ると思います!

ハーレーによくありがちな故障&トラブルに関する知識が誰でも簡単に身につきまして

初めてのハーレーや古いバイクを購入して1円でも安く維持していくために失敗や後悔をしないための秘訣とトラブル経験ノウハウ集の対策になっております!

皆様にハーレーに関する「こういう事が知りたかったんだよ」と思って頂けるような内容に凝縮して全て解説した上で重要な要点だけをまとめた集大成になっております。

当方の説明が少しでも分かりやすいと感じられましたら、ぜひショベルヘッドまとめメモ帳に目を通してご検討頂けますと本当に嬉しく思います(^-^)/

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